土方歳三の街、高幡不動を散策!
都内アドベンチャーサークル「WAGNAS」のアキラです。
前回に引き続き「新選組の秋」企画です!
前回は多摩モノレールの万願寺駅で降りて土方歳三の生家の周りを散歩していました。
そして歩いて高幡不動駅まで辿りついたところで終わりましたので今回はその続きです。
京王線と多摩モノレールの駅がある高幡不動は新宿から40分くらいなので意外と都心からも近いです!
駅前はこんな感じです。
そしてやはり駅前にありました!
土方歳三の看板です!!
日野市といえば土方歳三、そして新選組ですね。
では駅名にもなっている高幡不動尊へと向かいます。
高幡不動尊は通称で正式名称は「金剛寺」で真言宗の寺院です。
高幡不動尊へと続く参道を進んでいきましょう。
このまま真っ直ぐ向かうと高幡不動尊です!
参道の途中に現在の高幡不動参道とこれからの高幡不動参道比較図がありました。
これからはさらに情緒のある風景の参道になるようです。
そして参道のお店には「開運」という言葉がよく目につきます。
高幡不動はパワースポットなのかもしれませんね。
新選組の隊士達が遺した句がたくさん記載されている碑がありました!
新選組の中でトップレベルの剣の腕前の沖田総司や永倉新八や常に先陣を切って戦いの場へ向かう「魁先生」こと八番隊組長、藤堂平助の辞世の句もあります。
藤堂平助は江戸での試衛館時代からの近藤勇達とのメンバーでしたが、伊東甲子太郎に着いて行って新選組を離れて御陵衛士になり最後は油小路で今まで仲間であった新選組と戦って命を落としてしまう悲劇の人ですね。
一説によると近藤勇は油小路で藤堂平助だけはなんとか助けてやりたかったみたいですが、その事情を知らぬ隊士に斬られてしまうという逸話も残っています。
そしてこちらは近藤勇や土方歳三などの句です。
土方歳三は俳句が好きで「豊玉」という俳号で様々な句を残しています。
『しれば迷ひしなければ迷はぬ恋の道』
というある意味1番有名な土方歳三の作品もありますね♪
そして先ほど藤堂平助の時に名前が上がった伊東甲子太郎も句を残しています。
『春風に吹きさそわれて山桜ちりてそ人におしまるるかな』
これは山南敬介が切腹をしたのを見届けた後に詠んだもので大河ドラマ「新選組!」でもこのシーンがありましたね!
高幡不動尊の目の前にはこのようなおまんじゅうなどを販売しているお店もありました。
建物の壁にはもちろん土方歳三です!
とてもカッコいいですね!
その隣には無料お休み処が!?
誰でも座れるようになっていて壁には新選組や幕末関係のものがびっしりと貼られています。
向かって右側に坂本龍馬に中岡慎太郎
向かって左側には高杉晋作と桂小五郎小五郎
そしてそれらに挟まれるように真ん中にあるのが…
我らが近藤勇と土方歳三です!!
この配置はなかなかにいいですね♪
ここではお茶も飲む事ができます♪
自分は先ほどのお店で買った「土方歳三の涙」というご当地サイダーを飲みました!
土方歳三のビールもあったのですがまだまだ酔うわけには行かないのでここはサイダーで我慢。
とても美味しかったです♪
さらには新選組みくじというものがあったのでこれもやるしかない!!
さあ結果は…
末吉でした…
そしてこれに背くと切腹の「勝手に金策するな」というお達しまで。
もちろん背きませんよ♪
ではそろそろ土方歳三の菩提寺でもある高幡不動尊の中へと行きましょう!
関係者の人が新選組の法被を着ているのがいい!
もちろん自分もこの浅葱色の新選組の法被は持っています!
自分の中ではこの法被はいわゆる『勝負服』なのでここぞという時に着用しています♪
この日は境内で菊まつりが行われているみたいです。
そしてその下の文言に心を奪われました
『ブルーライトアップ』
なんと世界糖尿病デーということで夜になると五重塔が青く照らされるようです!!
青が好きな自分はこの偶然に歓喜です。
やはり今日ここに来てよかった…
あの五重塔が夜になると青く照らされるなんていまから楽しみです♪
高幡不動尊の境内でまず向かうところはやはりここです!
境内入って少し進むと見えてきました!!
土方歳三の像です!
このような洋装の土方歳三の写真はよく見るのですが
京都で新選組が大活躍していた頃の和装の土方歳三が凛々しくて本当にカッコいいです!
土方歳三のバックの雲と青空がまるで新選組の羽織みたいでとてもいい写真になっています!!
さらに左斜め下からの角度だと土方歳三の精悍な顔立ちがさらに際立ちます!!
もし自分が東京都知事になったら各区市町村に一体ずつ土方歳三の銅像を設置するというのを実現させます。
特に上野公園の西郷隆盛の像は真っ先に土方歳三に変えさせます。
この銅像を建てた東京日野ロータリークラブの方々には本当に感謝です。
高幡不動そして日野の街を今日も土方歳三が見守っています。
土方歳三の像の奥にはなにやら橋が見えます。
「べんてんばし」と記されているのでこの先には弁財天が祀られているのでしょう。
小さいながらも素敵な池です。
そしてこの日行われていた菊まつりの菊もしっかりと見てきました。
菊にも様々な種類があるみたいでいろんな菊を見ているのだけでも楽しかったです。
形や大きさそして色も黄色だけではなくピンクや白の綺麗な菊の花を楽しめました。
菊の世界も奥深いのですね。
高幡不動尊には多くの重要文化財もあるのに驚きました。
一つ一つ見て回ったら充実した時間を過ごせそうです。
そして夜には青くライトアップされる五重塔
まさに威風堂々という言葉がピッタリです。
この五重塔が夜にはどのように青くそして美しくライトアップされるのか今から楽しみです♪
さらには高幡不動でまるで四国にいるような八十八ヶ所巡りもできるのです!
ここから先は上り坂になっています。
おお!なんかそれっぽいですね
このような感じで八十八ヶ所巡りができるので時間がある時にやってみるのもいいですね!
境内にあるお土産屋さんには土方歳三グッズや新選組グッズがたくさん置いてあります!
自分もせっかくなのでどれか買おうと思います。
右下には歳三ビールがありますね🍺
この中で自分が選んだのはこちら!
新選組の巾着とハチマキセットです!
巾着がちょうど欲しかったのでよかったです♪
ハチマキもいずれ新選組の法被と共に身につけたいと思います。
ここで一旦高幡不動尊から出て夜のライトアップまで時間を潰します。
多摩モノレールに乗って多摩センターに向かいスーパー銭湯で暗くなるまで暖まってきました♨️
とてもいいお湯でした♪
そして温泉でゆっくりしていると外は暗くなってきたので高幡不動へと戻ります。
さて青くライトアップされた五重塔はどうなのでしょうか?
これは、美しい…
夜まで待った甲斐がありました!
土方歳三の像と青いライトアップの五重塔。
なんかもうとても幸せな気分です…
せっかくなので五重塔の近くまで行ってみます。
真正面から見るとこの美しさに心を奪われてずっと見てしまいます。
青のライトアップを提灯でやっているというのもまたいいですよね!
土方歳三資料館の提灯が素敵です。
この角度もいい!
青いライトアップは期間限定ではなく通年でやればいいのになとしみじみ感じます。
この日は土方歳三の生まれ育った日野を歩き回り最後にはこんな素敵な青に魅せられてとても充実した1日になりました♪
そして来週は土方歳三の最期の地である函館へ旅行に行きます。
「新選組の秋」最終章です!
もちろん五稜郭へも訪れます。
土方歳三が散っていった函館はどのような景色なのか今からとても楽しみです♪
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