土方歳三の故郷日野を歩く!
都内アドベンチャーサークル「WAGNAS」のアキラです!
「新選組の秋」企画
今回はいよいよ自分の好きな新選組の鬼の副長土方歳三の記事です!!
土方歳三の故郷である日野の旧石田村の辺りを歩いてきました。
立川から出ている多摩モノレールに立川南駅から乗って3駅の万願寺駅で下車します。
モノレールから降りてすぐのホームにこうして駅名の隣に『土方歳三生誕の地』と記載されていてさらには土方歳三のイラストまで描かれているなんて…
もうすでにテンションが上がります!!
この地図の真ん中にある「土方歳三資料館」が土方歳三の生家なのでこの駅の周辺で子供の頃の土方歳三は遊び回っていたのでしょう!
当時と街並みは変わっていても約180年前の土方歳三も同じ空を見ていたと考えるとなんだか嬉しくなってきます。
道に掲げられている看板もだんだら模様で新選組を意識しているのがとてもいい!!
そしてマンホールの絵柄も新選組です♪
少し歩くとすぐにこの看板が目に入ります。
土方歳三資料館の案内です!
これは分かりやすくて初めてきても迷うことはないですね。
この看板に従って2,3分ほど歩けば…
土方歳三資料館に到着です!
数年前に休館すると発表されてまだここは訪れたことのない自分は「もう土方歳三資料館へ行くことはできないのだな…」と諦めていたのですが今年になって再開したみたいですね!
ここは休館前も基本的に日曜日が開館日なので日曜日が仕事の自分は行きたくても行くことができませんでした。
しかし調べてみると春や秋には土曜日も開館している日があるみたいなのです!
これは知らなかった…
土曜日は自分は休みなので来年の春あたりに土曜日に開館してる日に絶対に行きます!!
土方歳三の生家跡にこの資料館が作られていて、その中には若き日の土方歳三が相撲の稽古で手を打ちつけていた大黒柱なんかも残っているそうなのでこれは見てみたいですね!!
そして土方歳三の愛刀といえば「和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)」
それもこの資料館で展示されているということなのでこれは本当に来年の土曜日開館日に行かなくては…
閉ざされた門の隙間から土方歳三の胸像が見ることができました!
とりあえず閉館日にどれだけ待っても中には入ることはできないので土方歳三の生家の周りを散策していきます!
まるで時間がゆっくりと流れていそうな素敵な住宅街です。
こういう用水路がある所が個人的にはとても好きです。
しばらく歩いていくと
多摩川の支流の浅川に辿り着きました。
奥には浅川を超えていく多摩モノレールが意外とマッチしています。
土方歳三も小さい頃はこの浅川の土手できっと遊んでいたのだなと考えてみると不思議な気持ちになっていきますね。
新選組ファンはご存知だと思いますが、土方歳三の生家では「石田散薬」という骨折や打ち身、捻挫などに効く薬を製造して販売していました。
この石田散薬はこの浅川に生えている草を原料にして作られていました。
土方歳三もその石田散薬を籠に入れて背負い行商に行っていたと伝えられています。
この石田散薬を飲む時は水ではなく熱燗の日本酒で飲むとのことで今ではちょっと考えられない服用の仕方ですね!
浅川に架かる橋を渡ってさらに先に進みます。
橋の上から浅川を眺めていると「バラガキ」と言われていた小さい頃のやんちゃな土方歳三の姿が見えてきそうな気がします。
浅川を超えてしばらく進んでいると…
「向島用水親水路」という小さな看板が見えてきたのでこの路を進んで行きましょう!
小川のような用水路の脇にある親水路を歩いて小さな橋も渡っていきます。
そうすると先の方に何やら東屋のようなものが見えてきました。
近づいてみると水車がありました。
用水路の水流でしっかりとぐるぐる回っています。
どうやらこの水車でさまざまな体験学習のイベントを行なっているようです。
水車の構造も分かりやすく図で解説されています。
道中で思わぬ水車との出会い、これもまた散歩の醍醐味です♪
まだまだ新水路を進んでいきます!
池を気持ちよさそうにカルガモが泳いでいました。
カモといえば新選組ファンなら初代筆頭局長の芹沢鴨を連想します。
剣術の実力も胆力も半端ではなく酒乱で暴れん坊でなければ近藤、土方らの試衛館一派に暗殺されずにずっと新選組の局長で居続けたのでしょうか?
とにかく小説や映画やドラマなどでは近藤や土方の敵役にはなる芹沢鴨ですが個人的には嫌いになれない不思議な魅力がある人物に感じています。
この向島用水親水路は『水辺のある風景日野50選』の一つに選ばれているみたいですね。
水辺が好きな自分は他の49ヶ所の水辺のある風景も見てみたいです!
この向島用水親水路は歩いていてとても清々しい気分になれる素敵な路でした♪
近くにはこのような向島緑地もあるみたいです。
ここもとても魅力的で歩いてみたいのですが、ここを離れてアスファルトへとやってきました。
ここまで来ると先ほどのようなのんびりした住宅街とは違いいわゆる都内の住宅街という雰囲気です。
そしてこの先に自分の目的地があるのです。
それがこちら!
そう!高幡不動です!!
日野に来たのなら高幡不動にも訪れないと行けませんよね?
今回はここまで!
土方歳三の故郷、高幡不動編は次回の記事で紹介しますのでお楽しみに!!
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