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源氏物語を和菓子で表現 8
源氏物語 若紫の帖
光源氏は夕顔の死のショックから体調を崩して
わらわ病みになります。(現在のマラリアに似た症状みたいです。)
加持祈祷をするのですが一向に良くなりません。
そんな中、北山の聖がという法力のある修行者がよく効くと聞き、源氏は山奥へ向かい祈祷をうけます。
高台から見下ろし、ある家に目が留まり美しい女房や童がいるのが見え源氏の興味を引きます。
祈祷を終え、訪ねると10ぐらいの一層目を引く
女の子が登場します。将来が楽しみな風情をまとう
この子は実は、源氏が想いを寄せる藤壺の姪っこ。
菓銘 紫のゆかり
透明感のありもっちりした外郎生地で
幼き若紫を表しました。
あえてシンプルに茶巾絞りで。