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【メディカルフィットネス】スタッフが持つべき指導スキルは?

こんにちは!和風会メディカルフィットネス事業部の神谷です。

午前中、介護予防教室だったのですが、湿度が高くて参加者の皆さんの体調が気になりました。

おかげさまで無事に元気に教室が終わったので、ホッとしています。

さて、メディカルフィットネスのスタッフが持つべき仕事スキルについてのお話です。

今回は「指導スキル」です。

当たり前のことじゃないか!

という声が聞こえてきそうですが、現場の皆さんの指導スキルに自信は持てますか?

私はこれまでの経験の中でいくつかのチェックポイントを持っています。

1,効果につながる

第一に効果・成果につながる指導であることが大切です。

そのためには何を行えば効果につながるか?を参加者の方を見極めて適切な選択肢からベストを選び、実践・指導することが求められます。

2,わかりやすい

相手の方がきちんと理解できることが大切です。

こちらの指示や説明、表現などの言い回しなど、伝わる伝え方で伝えることができるかどうか。

自分の理解があやふやだと、実際に発する言葉もあやふやなものになり、薄っぺらい指導になってしまいます。

そのためにも「本当の学び」が大切ですね。

3,基本的な原理原則と必要な知識・根拠に基づいている

「なぜそれを行うのか?」という問いに適切に答えられるでしょうか?

しかもそれを5回繰り返して掘り下げたときに、きちんと答えられるでしょうか?

医師の先生方が治療方法を選択する際に、「なんとなく」は決めていません。

日々発展する医学に基づいて、根拠をもって選択・決断をされます。

が、どうしてか健康指導・運動指導になると「いや~、なんとなく・・」という声が聞こえてくることがあります。

4,偏りがない

「〇〇を5分ですべてがよくなる」

「〇〇を1日1回食べれば〇〇㎏減」

「〇〇制限健康法」

など、偏りを持った主義主張理論は世の中にたくさんありますが、それを参加者に押し付けてはいけません。

基本に基づき、偏りがないことをまずきちんと実践指導したうえで、相手の方にとって必要なやり方をカスタマイズしていくことが大切です。

5,参加者さんとのコミュニケーション

いくら効果的で理屈根拠がはっきりしていても、相手の方とのコミュニケーションが良好に取れなければ、相手からの信用につながりませんし、何より相手が続けたいと思いません。

コミュニケーション能力は、獲得すべき能力の一つですね。

6、表情、視線

「指導中、目が泳いでいる」

「相手のほうを見ない」

「仏頂面」

「無表情」

などがあると、相手は不安に思いますし、正直な感想としてこういう方の指導は受けたくないと思うのが自然です。

相手の立場に立てば、つらいと感じやすい運動も「何とか笑顔でやり切れた」という経験のほうが身になります。

そのためには表情や視線がとても大事。

これも信用につながります。

7,相手への配慮と声掛け

「転ばないように配慮する声掛け」

「完璧にできなくても大丈夫と伝える」

「頑張るところは頑張ってもらえるように」

などなど、様々な場面において適切な声掛けというのはちがいますので、適切な配慮をして安全・安心して指導を受けていただけるようにすることは大切なことだと思っています。

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