【メディカルフィットネス】「差別化」の甘い言葉に惑わされないようにするには?
こんにちは!和風会メディカルフィットネス事業部の神谷です。
ここ2,3日の暑さはなかなかの厳しさでした。
日没が早くなっているのでまだ救われていますね。
さて、昨日に続いての差別化ネタです。
「差別化できます」は様々な業界、事業、サービスで聞く言葉です。
差別化・・・他との明確な違いを出す
ということだと思うのですが、明確な意思、目的、理想に加えて、近年ではストーリーがあることが重要視されています。
確かに差別化戦略のような形を取ることが出来れば良いですよね。
一方で、他との違いはそう簡単に実現できるものでもありません。
「差別化できますよ」という甘い言葉に釣られて、気づかないうちにイニシャルコストが大幅に上がってしまった・・・
なんてことにならないようにしたいものです。
差別化すること自体が悪いと言っているのではありません。
その方法を施設設備に振り向けすぎないようにしなければと思うのです。
例えば設備なら・・・
・プールの有無
・スタジオの有無
・マシンの種類
などは確かに有る無しによって提供できるサービスが変わりますから、ないよりあった方が良いと考えがちです。
でも、市場の消費者(見込み客)の視点で考えたときに、施設設備の有無で差別化を感じるのは、結構な健康マニアで、本来のメディカルフィットネスの対象とは違うように思います。
むしろそういう方は民間フィットネスさんをご利用くださった方がお互いに良いのではないでしょうか。
メディカルフィットネスの事業は、誰のために存在するのでしょうか。
それを今一度考え、提供する価値で差別化を図りたいものです。
設備・イニシャルに関するところでの差別化ではありません。
むしろ、出来るだけシンプルにした方が良いとすら思っています。
大事なことに手間暇をかけられるようにすること。
その方が本当に来てほしい方に来てもらえるのではないでしょうか。
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