仕事をシフトする
どう働くかはどう生きるかの重要な一部分。
なぜなら働くことは人生の中で多くの時間を要するからです。
自分なりの充実や幸福を求めるならば、仕事を通じて得るものの質を良くすることや、周囲に与えていくものの質を良くすることについて、力を尽くしていくことが欠かせなくなります。
人口の変化、長寿化、テクノロジーの進展、グローバルなつながりを考えると、これまでの慣習や考え方、働き方ではそれを実現することが難しくなっていく可能性があり、働き方を積極的かつ主体的に変えていくことが、このコロナ禍で更に後押しされた格好です。
働くことに関して過去の歴史を振り返ってみると、狩猟や農耕から始まり、武器を作ったり家屋を作ったりする職人的な仕事が起こり、それは長く続いてきました。
食うために働いてきたわけですね。
産業革命を通じて工業化が起こり、生産量が飛躍的に増えていっても仕事の仕方の変化は現代と比較すれば緩やかなものだったようです。
工業生産の効率が上がり、同時に組織論の進展とそこで働く人が歯車の一部になっていくこと、同時に会社が労働者の人生の面倒を見ることが一般化していきました。
近年のインターネットの普及とグローバル化の急速な進展は、これまでのプロセスを一気に飛び越えてしまう威力があります。
多くの人と一瞬でつながることが出来、双方向のやり取りができます。
これまでの働き方に終始していたら自分という存在はどんどん社会の中に埋没していき、価値を失っていくことになりかねませんね。
これからの自分はどうするのかと考えてみると。
少なくとも健康や体に関わる仕事では、世間一般にあふれているものと比べても良い質の取り組みをしてきたという自信はあります。
スタッフや学生といった後進世代を育成とその過程での学びも、今の自分を構成する重要な要素の一つだと思います。
事業を組織に残すことも出来たし、それらが継続可能な仕組みを持ち、更に発展して行ける可能性が大いにあります。
今後は健康×医療×マネジメント×研究から、これらのことに関する事業作りやその支援をしっかりとやっていきたいと思います。
約10年前におぼろげながらも描いていたことに近づきつつあります。
「医療・健康」×「事業作り支援」で、自分が発する価値が多くの人に届き、人々の健康に貢献することが出来るように、実現できるように、進んでいきたいと思います。