メディカルフィットネスの立ち上げに係る日々。最初の立ち上げの時の学んだこと。
こんにちは!
医療法人社団和風会メディカルフィットネス事業部の神谷です。
今日の関東地方は、朝方は雨でしたが通勤途中で上がり、晴れて暖かい一日でした。
さて、今回も最初の施設であるメディカルフィットネスセンタープラムを立ち上げた際のお話です。
ご経験がある方はイメージがあると思いますが、立ち上げの業務は本当に多岐にわたります。
院内合築型であっても、必要機材、各種備品の選定から調達も必要ですし、サービス作り、指導案、研修、必要書類作成、採用、院内関連部署との調整、届出関連、定款変更、販促、営業、集客、各種契約・・・挙げだせばキリがなく、とてもじゃないですが当時の私達だけでは出来ないことでした。
何より医師の先生方にご理解いただき、外来等で行われる健康診断やリスクチェックに関するお仕事のお願いをすることも必要です。
ご担当いただく先生方が複数いらっしゃる場合には、先生方お一人お一人に説明が必要なこともありますし、何より院長先生にしっかりと説明してご理解を少しでも深めていただく努力は欠かせません。
が、当時立ち上げを担当していた私達は全員20代半ばくらいの若手ばかりですので、なかなか先生方のご理解ご協力をいただくことが私達の拙さによって思うように進まず、大変だった記憶があります。
ここで学んだことが大きく二つありました。
一つは先生方も同じ人間であるということです(笑)。
「当たり前だ!」と怒られそうですが。
これは私の中の捉え方なのですが、医師の先生方は特殊な能力をもっているような気がしていました。
仕事と命の責任が先生方にはあるので、余計にそう思うのです。
冷静に考えれば人の身体を扱う最高資格者ですから、そこに至るまでの学びや経験は、私のような一般人からは想像もできないタフさがあるのだろうと思います。
先生方にとってはそれが当たり前の世界なのだと推察しています。
「当たり前」の違いは、先生方に限らず自分以外との他者の間に常にあって、その積み重ねや経験の差は大きな能力の差になるのだと思います。
それをアジャストするために自分を高めていくことは私は特に意識してきたところではあります。
そのため、しっかりとお話しを伺い、お話をすることはとても大切でした。
もう一つ学んだことは、医学への理解を深めなければ事業の成功は無いということです。
これは単純に身体のことだけにとどまりません。
これは現場に入るスタッフの方々が「体育・スポーツ系」の出身の場合には特に力を入れて教育をする必要があると思います。
医学用語を覚え、理解するということもそうですが、病院・医療がどのようなプロセスを経て提供されているかということへの理解を深めることが大切だと思っています。
お互いの協力の中で日々の運営は行われるわけですから、特に健診や診療の中で行われることや、その業務的な流れ、携わる方々、コミュニケーションを円滑に進める必要があります。
相手側の視点に立つことで自分たちがやるべきこと、学ぶべきことも見えてきます。
これはその他のことにも共通して大切な仕事術として、私の中に残りました。
ということで今日はここまでにします。
まだまだ続きがありますが、それはまた今度をお楽しみに!
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