キングカズが表紙のNumber1001号をジャケ買いしたら雑誌購入熱が再燃した話
Facebookに投稿したところ、友人の山野智久(アソビュー株式会社代表取締役CEO)と篠塚孝哉(Loco Partners, Founder and ex-CEO.現在はYouTuber)にnoteデビューを勧めて頂いたので、note初投稿。
キングカズが表紙だったので購入したNumber1001号本誌
数年前まで月に10冊程、紙の雑誌を買っていたが、ここ最近はdマガジンで気になった記事だけ読むスタイルに変更していた。(ちなみに週刊マンガも週に4〜5冊買っていたが、「読みたいタイトルは単行本で買って読んでるから買うのを辞めよう」と決めてから買わなくなり1年程経過した。)
普段はdマガジンなので気になった記事しか読まないが、雑誌だとアプリより読みやすいので、ほぼ全部の記事を読んだ。
今号はサッカーにおける「ゴール」を切り口に、超一流選手たちの”ゴールに対する価値観”が知れる素晴らしい一冊だった。
超一流選手たちのゴールに対する価値観はこんなにも違うのか、と唸った。
日本代表歴代得点ランキング2位のキングカズは
(以下引用)
「ゴールをすると、悪がすべて善に変わってしまうようなところがある。本質的なことを忘れてしまって、ゴールを決めりゃオッケーだよ、みたいな危険性。ゴールひとつで、いろんなことが帳消しにされて、賞賛されてしまう」
というゴールに対する考えを示している。
同ランキング3位の岡崎慎司選手は
(以下引用)
「ゴールは試合に出るための道具、成長するための道具」
と表現している。
日本代表の得点ランキング2位、3位が「ゴール観」を自分の言葉で存分に語っている。こんな雑誌、Number以外、存在しないのではないか。
日本代表出場試合数歴代1位、遠藤保仁選手のゴール観は独特。J1通算103得点、MF登録トップ独走にも関わらず
(以下引用)
「あまり気にしていない。特に意識もしていない。(中略)チームスポーツだから誰が点を獲ったっていい」
南アW杯デンマーク戦であんなエグいフリーキック決めておいて「気にしてない、誰が点を獲ったっていい」って。うーん、まじかよ。
サッカーのゴールと営業職の売上は同じに感じた
サッカーではFW、社会人キャリアは営業の私は、超一流サッカー選手が語る「ゴール」と営業職における「売上」が重なった。
キンクカズが語るように、営業職における売上も、本質をすべて忘れて、悪を善と勘違いさせる魔力がある。
岡崎選手の「ゴールは試合に出るための道具、成長するための道具」は営業というよりも経営全般に当てはまる金言だ。
売上は経営を続けるための道具であり、会社が成長するための道具そのものである。
遠藤選手が言う「誰が点を獲ったっていい」は「この数字は俺が作った」「あの会社は俺が落とした」とイキっている全国のセールスパーソンに聞かせたい。
数日前の投稿で「紙の雑誌はもう買わない」と宣言した私だが、前言撤回。
紙の雑誌の体験は電子書籍の雑誌の体験とは似て非なるものである。
意図せず通読し、ゴールと売上という自分の人生においてとても身近だった2つの数字がリンクするキッカケを作ってくれた。セレンディピティとはこのコトだ。
stay home。いま、全国で最も使われている言葉。
GW初日、私はこの言葉に、以下を付け加えたい。
stay home, read magazine.
雑誌最高、サッカー最高!
ありがとう、Number編集部&King KAZU。