かつてのブランド名の由来
アクセサリーでやってこう!
そう自分に誓った26歳の頃
どこからこのエネルギーが湧いてくるのか?
絶対雑誌にも載ってやる!!と、なんのツテもなく大阪の下町暮らしながら、何をこんなにも強く思えるのだろう?と不思議なほどの力が湧いてきた
ブランド名決めなきゃなと思いはじめて半年
宝石のドキュメンタリービデオを見ていて(ビデオ!時代ですね。。)
その中でイスラエルの、宝石を売買する施設で、
商談成立の際にお互いの幸せを願って交わされていた「神の祝福を」という意味の
「マザールベブラハ」
という呪文のような言葉にドキっと心奪われる。
な、何この素敵な響き!?
巻き戻して何度も聞き返してみる。
聞けば聞くほど、ドキドキする
ブランド名、これじゃない!?
意味も素敵だし!
でもこの「マザールベブラハ」って一体何語!?
全然聞き慣れないし、綴り方も全くわからない。
イスラエルで使われてるらしいけど、イスラエルの知り合いもいないし。。と、
「イスラエル」と検索して出てきた、イスラエル航空に思い切って電話してみる。
その電話に出られた方が親切な方で(ソラさんというお名前だった)、事情を説明したら快く綴り方を書いてfaxしてくださった。
それでようやく綴り方がわかり、ヘブライ語をアルファベット表記して
「mazar be Bracha」となる。
聞きなれないヘブライ語をブランド名にすること、これでいいのかなとも思ったけど、こんなにドキドキしたんだから、それを信じるしかない。
「神の祝福を」なんて、世界の宗教のはじまりの場所の言葉を、日本人の私がなんでピンときてしまったんだろうか。。
鳥居という言葉も、門という意味のヘブライ語だというし、もしかしたら無意識に音に馴染みがあるのかもしれない。。
数年後、日本に旅行中のイスラエル人と親しくなり、ブランド名ヘブライ語やねん!と得意気に見てもらったら、
あ、綴り間違ってるよ?と突っ込まれる(笑)
え?もう3年も使ってるの!?と笑われた。
ウル覚えだけど、mazar be Brachaの、bが本当は vだったか?
でもそれだとバランス的に使ってないかもしれないし、
イスラエルとパレスチナの激しい対立を思うと、
ヘブライ語のものを身につけて
パレスチナに入ったら、攻撃されたりするそうだし(もちろん逆もしかり!)
間違えて良かったんだと思った。
(イスラエル航空のソラさんありがとう!)
あまりにナーバスな場所だし言葉だし、
意味と音だけをいただいて、自分の言葉にできてたんだ。
私はこの音(名前)をもらってから、神や信仰についてすごく考えさせられた。
振り返ると、まるで課題を与えてもらったように思う。
問い続けた結果、結局私は自然の側にたどり着いた。
滋賀へ移住し、私が巣作り(古民家改修)から産前産後に活動を中断させている間に、ブランド名をパクられるというアクシデントがおこる。
どこの誰だか知らないけど、mazar be Bracha名義でアマゾンで靴とか販売してるんだよね。
mazar be Brachaって、私が綴り間違ったのそのまま使ってて、完全にパクってるやん!笑
すごいな!いい言葉だから仕方ないけどさ。
そして街に暮らしていた頃と、
自然の側に暮らす今の自分とは
月日も流れ全く違う自分になっているので、
mazar be Brachaから、自分の名前wadamakiに名義を改めました。
思えば、マザールベブラハという言葉に、
沢山の奇跡と出会いをもらった。
見たことない景色を沢山見せてもらった。
この言葉をもらってから、間違いなく私の人生は変わったと思う。
10年あまりの間、本当にありがとう!!
この名前を通して出会ってくれた、沢山の方々や出来事に感謝し、改めてこの言葉を送ります。
マザールベブラハ!(神の祝福を!)