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[クラシックロック] ウィッシュボーン・アッシュ~百眼の巨人アーガス

ウィッシュボーン・アッシュの名盤「百眼の巨人アーガス」の紹介です。

ぼくはこのバンドのLPはこれしか持っていません。このバンドにたどりついたのは偶然でした。すなわち

ジャケ買い

です(笑)。ヨーロッパ中世を思わせる兜と槍の戦士カッコいい!

CDはもちろんストリーミング全盛の今だと想像つかないと思いますが、60-70年代アナログLPの世代はアルバムジャケットがかっこいい!だけで全然前知識もなくLPを買ったりすることは珍しいことではなかったのです。実際一種のアートとして成り立つくらい当時のLPジャケットは素晴らしいものがあったし(ロジャー・ディーンとかアンディ・ウォーホールとか)、ジャケットが素敵なアルバムにハズレはない、というのが個人的な印象です。

さて、このアルバム、全曲素晴らしい出来ですが、LPにはA面、B面があるのです。LP世代にとってはこれがすごく重要です。そしてこのアルバムは、A面もヒット曲のブローイングフリーがあったり良いですが、圧巻はking wll comeから始まり、剣を捨てろで終わるB面です。中世の騎士たちの戦いが目に浮かぶ演出の中、ときにはハードときには叙情的なツインギターとボーカルが絡み合ってリスナーを魅了します。


King Will comeはこのバンドを代表する名曲ですが、個人的にはラストの2曲が好きです。

Warrior(戦士)


Throw down the sword(剣を棄てろ)

King will come を加えたこの3曲は、高校生の頃に組んでたバンドでライブ演奏しました。剣を棄てろは、アコギの弾き語りでも歌います。

耳コピコーナーでも紹介したいと思っていますが、このバンドのアンディ・パウエルとテッド・ターナーのツインギターは、ロックギータのオーソドックスな教科書です。すごい速弾きがあるわけでもなく、難しいフレーズがあるわけでもなく、エフェクターによる音作りも苦労しないし、それでいてロックギターに必要な小技が盛り込まれており、絶対不可欠な魅力的なフレーズを学ぶにはもってこいです。ロックギタリスト初心者にはぜひおすすめしたい1枚ですね。

それではまた。

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