【プレさんぽ会】シャクナゲ岳~神仙沼
先日、札幌からは少し離れているシャクナゲ岳と神仙沼を巡ってきました。岩場も多く、地面が泥濘んでいたため、何度も滑ってしまいましたが、どうにかシャクナゲ岳の頂に立つことができました。
今回の散歩では、自分の課題が顕著に表面化しました。慌てすぎることと急ぎすぎることです。登山には、他の登山者とすれ違う時、登る方が優先という暗黙のルールがあります。
地面が濡れていて転倒リスクが多い中でも、他の登山者に迷惑をかけないと慌てて登ってしまいました。
また、その日は肌寒い(家を出たときの車の温度計は3℃でした)が雲一つない晴天の日でした。途中、「暑い」と思っていましたが、次の休憩できそうな場所で脱ごうと先送りしたため、その間は不快感でネガティブな感情のまま歩いていました。
同様に歩いている途中に「お腹が空いた」と心の声が聞こえてきましたが、しばらく負の感情から抜け出せませんでした。
どうやら私は自分の気持ちよりも目的(なるべく早く頂上に登る)を優先してしまう癖があるようです。
実は、その日の朝に面白い場面に遭遇しました。車で目的地に向かっている最中、小学生低学年2人組が通学していました。立ち止まっていたので、何をしているのか横目で見ていたのですが、1本の植物をじっと見ていたのです。
その光景を見てぞっとしました。私はいつしか歩いていても立ち止まることがなくなったということを。ただただ目的の場所に向かって急いで歩いているだけでした。
急いで目的をこなすことも必要なことかもしれません。しかし、私には目的以外のことを楽しむことがきっと大切なことだと、2人の小学生に学びました。
次回11月のさんぽ会は、今年2度目の野幌森林公園を予定しています。今年最後のさんぽ会ですが、また新しい発見ができればいいな。
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