挫折と復活。
多分、私は熱電池。
1ヶ月に魂があっつい時とさっむい時がある。
その温度差でエネルギーが発電される。
やる気満々なんでもやったる!とだるいねむい行きたくない。まじで別人。
昨日は渋谷ストリームホールで大きな生誕ライブがあった。高揚感から一転、次の目標に走り出す準備を始める。
私の原動力には「魂」が大きく関わる。
再スタートする前にここ1年の魂を整理する。
生誕ライブの準備は生き甲斐であった。
自分を大きく加熱させる大きな油となった。
結論、ここ1年魂を失っていた。
理由は今になって分かる。
ぶっちゃけるが、
「武道館が決まらなかった挫折、その後の武道館決定。しかもそれを自分の力で決まったと思えなかったこと。」が原因だ。
自分に納得いってなかったんだと思う。
その理由はさておき、
魂を失ったとはいえ、火は小さく消えないように保たれ、どうにか勢いが戻らないか、火を下から吹いてみたり木材を追加してみたりいろんな工夫をした。だが、魂が以前のように戻ることはなかった。
強気の私は、わたしに何度も「そんな生ぬるい気持ちだったら辞めちまえ。」という。白黒はっきりつけたい、即行動人間なのでだらだら挫折を引きずってるのも嫌だったし、何かが気に食わなくて次の一歩が踏み出せていないのが嫌だった。
だけど、人間らしさをもつわたしが「武道館満員にすんねん、夢を叶えるのはこれからやねん。」って無責任に訴えてきて、「やるならやり!!」と強気私ちゃんはわたしを怒鳴った。
だからサボってたわけではない。
平均以上にやることはやる。そして魂がここに戻ってきたときのために、練習やSNSは継続して飛躍させててあげようと思った。
だから楽じゃないYouTube投稿を週1〜2のペースに戻したり、TikTokやリールの投稿・分析・編集も続けた。
だけど続く「頑張りたいのに頑張れない」期間。
頑張るってのは、本来の能力を発揮した上でもっと高みを目指すみたいな意味で。
この1年は本来の能力を保つのでさえ必死で体はずっと休憩したがる。咳喘息、出続ける微熱、気管支炎。
「辞めちまえ」頭の中で響く声は次第にでかくなる。
そんな時に思い浮かぶのは、支えてくれたファンや家族、共に頑張ってここまできてくれたメンバー、運営。
「辞めたくないんだよな」
うまくいかないスランプな日々が続いた。
そんな中、ゆるく楽しんでいた趣味がある。
「ピアノ」
誰にも見せるつもりなくゆるーく、
10年後まで歌を続けるための趣味にしようなんて始めた。
UーFRETで簡単弾きを選んで簡単なコードを
少しずつ覚えて弾けるようになるのがとっても楽しかった。
まだ鍵盤を押している程度。
「ポテ」
一目惚れして家族に迎え入れた猫ちゃん。
おうちにきたときは3ヶ月の赤ちゃん。
すぐしんでしまいそうなほど脆くて尊い存在。
彼の懸命に生きる姿や、煮詰まってる時に
「撫でた方がええんとちゃいます?」
と言わんばかりに甘えてくるのが愛おしくてたまらんかった。
「ストリートファイター6」
投げ技のみで進めるストーリーは誰がどうみでも「下手くその極み」。でもまだ世界諦めてない。(ガチ)
武道館を埋めるために全く必要ないことばかり。
しかし「やる気ないんやったらやめぇ!」と強気の私が言っても
「え?ごめんなんて?今投げ(レベル上げし)てるからちょい後にして」
「え?ぽて寝てるから静かにして」
「え?やる気でコードが押さえれるかよ!」
趣味たちは、強迫的な私に争ってくれるのです。
「じゃ、今やれること100%して早く家帰るかぁ」
って悩む時間がなくなり次第に元気になっていきました。
熱電池は、熱いのと冷たいの、温度差でエネルギーを発生させます。
今までは冷たい「自己嫌悪、絶望」に引っ張られていました。
今では目標に何も興味がない(冷たい?)「ピアノ・猫・スト6」に変わり、熱い側が「えぇ?!ちょい待てよ、うちら頑張らんとこいつまじでやばい!」となり、昨日のライブをきっかけに久々に魂が帰ってきました。
自分をうまくコントロールできない時は、コントロールしようとせず、ファインディングコマンダーを握った方が人生うまく行くかもしれません。
そして生誕ライブで完全に魂を取り戻せた理由は「クリエイティブ」。
久々にライブ作り、好きにデザインして動画作って仕組み作って、それに必要な衣装や小道具、歌やダンスの練習。来場するファンの顔を想像して作り上げる1日。
このクリエイティブが完全に私の魂を取り戻したと言えます。
結論、ここ1年魂を失っていました。
「武道館が決まらなかった挫折、その後の武道館決定。しかもそれを自分の力で決まったと思えなかったこと。」
クリエイティブも同時に失っていた。
こんなことしてなんのためになるんだ。
労力割いて、誰に評価もされず拡散されず。
そう思って自分の可能性や好きでさえ削って
頭には「結果結果結果結果結果」
そんなつまらないものに迫られて身動きができなくなっていたらしい。
苦しかった1年支えてくれたファンがいて、好きなことができる。それがどれだけ幸せなことかやっと気づいた。
あとは「頑張るぞーーー!!!」を真剣にやるだけ。
やる気だけでは叶わない。時間は有限。
泣いても笑っても2025年3月31日に武道館に立っているのですから、
楽しく満足いくような半年ちょいを送りたいと思います。
魂はゆらゆらしてますが、今、青く光っているので一緒に目をぐるぐる回してください。
いつも応援してくださっている皆様、
心の底から感謝しています。ありがとうございます。
追伸
クリエイティブと音楽は、私が生きる理由として一生続けていきます。
昨日の生誕の「MOBAND」かっこよかったなぁ、楽しかったな。
音楽の本当の楽しさと触れ合うとワクワクします。
自分の歌を歌っている時は、友達や家族にも見せれないような感情をすべてを曝け出せてとっても気持ちいい。
本当の音を奏でるメンバーさんたちも超かっこよかったし、音楽で殴り合いをするって最高でした。
ライブ後にソロ曲を共に作ってくださっている西村広文さんとお話ししました。
急がす焦らず、また曲増やしていこうねって。
大先輩に肩を並べれるように精進します。
アコースティックか、バンドか、弾き語りか、わからないですが一生音楽やってるのでいつでも触れ合いにきてください。