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上咽頭擦過治療 EAT体験談・経過①

私と上咽頭擦過治療の出会い

私が上咽頭擦過治療 EATを知ったのは、勉強家の患者様からでした。
ここでまずお話しておきたいのは、私は自分の身体の変化にとても敏感です。風邪ウィルスが上咽頭に入った瞬間が判ります。なので、上咽頭が感染症・免疫に関して非常に重要だと察してはいましたが、完全に勉強不足でした。


患者様からEAT(Epipharyngeal Abrasive Therapy)を聞いて、堀田修先生『よくわかる最新療法 病気が治る鼻うがい健康法 体の不調は慢性上咽頭炎がつくる』を読んでみると、今まで私が感じていた症状が慢性上咽頭炎ではないか?と思いました。


私は治療家として、頭蓋骨の調整をしておりました。上咽頭・Bスポットが頭蓋骨調整と密接な関係にあると思い、自分の症状を改善するのと併せて、勉強のために宮城県仙台市・堀田修クリニックを受診することに致しました。


私の症状

10年以上前から「喉の違和感から無意識に咳払い」をするようになっていました。思い返すと同時期から背部の「乾燥湿疹」を発症していました。


10年経った今も、変わらず症状があります。
特に咳払いは、接客(整骨院)をしている私にとって解決したい問題だったため、様々な病院(内科・耳鼻咽喉科)にかかりましたが、唯一ついた診断は「軽い逆流性食道炎」でした。


逆流性食道炎と聞くと「ストレス」という言葉がセットで浮かんでくると思います。私はストレスと感じることはほぼ皆無だと思っています。(ここでの「いやいやそーゆー人ほどストレス抱えてるんだよ」というのは無しで)


1回目の通院

2021年7月4週

初めてのEAT(上咽頭擦過治療)を受けに、宮城県仙台市にある堀田修クリニックへ。


⚠クリニックへの受診には、事前にホームページに記載の電話番号へ予約が必要です。


堀田先生の著書や体験談を見て、どの記事にも【痛い】と書いてあったので正直怖かったですが、好奇心の方が勝っていました。


受付に行き「〇〇時に予約していた〇〇です」と伝え、問診票の記入をします。問診票を提出する際に、事前に自分の症状や経緯を記載した書類を提出しました。(予約電話時に事前に書いてきて下さいと言われます)


待合室で待っていると、程なくして名前を呼ばれ、体重・身長・血圧の測定をします。その流れでほぼ待たずに血液検査・尿検査へ。


1時間後に血液検査の結果が出るとのことで、外出・車待機・院内待機を選択します。私は外出を選択し、近くにあるスターバックスへ行きコーヒーを飲みながら読書をしていました。(施術後飲めるか不安だったため先に飲んでおこうと思いましたw)


1時間後に戻り、診察室に呼ばれ先生が血液検査・尿検査の結果を見ながら説明してくれます。私の結果も書籍にあったように、見事にIgAの数値が高い。


先生「じゃ早速やりますか」


私は、診察ベッドに仰向けに横になりました。ドキドキです。
先生がフェイスシールドをして、私の片鼻に細い綿棒をツゥーっと入れます。同側に更にもう1本。


片側の鼻穴に計2本の細い綿棒が入った。ちなみにこの段階で痛みは無い


先生が2本の綿棒を持って、グイグイとBスポットを突っつく…


痛い!!!!


先生「おりゃおりゃおりゃ!どうだ!」←絶対思ってない


と言わんばかりの、強さに感じますが先生は丁寧に優しく施術して下さっているのだと思います(そう思いたい)。
説明の図には30回程突っつくと書いてありました。


鼻からは片側で終わるのかと思いきや…反対の鼻穴からも同じ施術をしました。


正直激痛です


その後、口を開けて別な器具でグイグイとBスポットを擦ります



施術後、鼻水が出てくるような感じはあったが、鼻・口からの出血は無し

擦過したため、軽い炎症を起こしていたのでしょう。

風邪を引いた時のような、喉に腫れを感じ、渇く感じがあって、水をよく飲みました。


その晩は口テープをして就寝しました。

元々、噛み締め癖があるので、マウスピースを付けていたのですが、

いつもより噛み締めが強かったようで、頬の裏にぽっこり横線が出来ていました。

咽頭トラブルで口腔内圧を無意識に調整するのでしょうか。

喉の乾燥を防ぐために口テープをしましたが、喉の腫れは残存。

唾を飲み込む時に痛みを感じました。


昼過ぎに痰が絡む感じがあったので、痰を出してみると、

白血球性の黄色い痰では無く、血の混じった白濁色の痰。

擦過した時の出血を異物として、白い痰が出てきたのでしょう。


施術後、2日経過してもまだ喉の違和感は有り。痰が絡む感じもある。



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