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10/2 カウンセリング

カウンセリングの日だった。
でも今日は、カウンセリングというより主治医の話をした。

解離性障害(特にDID)への理解がない。
DIDの知識があるのか疑問に思うような発言。
田舎の精神科だと仕方ないのかもしれない。
でも知識としては正しいものを持っていて欲しかった。
というもの。

私は主治医が言ったことが納得できないし、ただただ落胆してる。

別人格がすることは、あなたがしたいしたいと思いながら我慢してることなんじゃないの?
解離しそうになったら我慢してみたら?

私が散財して遊びたい!って思ってるから別人格は借金を作るほど散財するの?
私は散財したいだなんて思っていない。
別人格には別人格の心や欲求や不満がそれぞれある。
私の感情が混ざることはあるようだけど、文字通り別なの、別の人間。

解離する瞬間もわからない。
解離した前後の記憶も曖昧なのに。
我慢って?
どうやって我慢するの?
我慢したら解離ってしないものなの?

先生は、解離をどんなものだと思ってるの?

思わず、先生は今までに解離性同一性障害の人を診たことありますか?って聞いていた。
先生は「最近はそういう人も増えてるからねぇ」と答えをはぐらかされた。

私が初めて解離したのは小学5年生だと聞いている。
自分のことなのに「聞いている」と言うことしかできないのは、私自身はその自覚や記憶もなにもないから。
私が解離してると自覚し始めたのはもっと後。
じゃなぜわかるのか、それはその時、初めて生まれた別人格に教えてもらったから。

そして私は、頭の中で声が聞こえるとか、他の人格と頭の中で会話が出来るとか全くなくて、メモや人を通してじゃないと意思の疎通が出来ない。

先生にこのことも伝えた。
そもそも、今の主治医になって10年の間、私が解離のことを話しても先生は話を逸らしてきた。
それに解離について先生から質問形式で聞かれたこともない。

主治医のこの発言があったのは、半年から1年ぐらい前。
それ以降、私は受診の時に今まで以上に話さなくなって、でもこれだと受診の意味がないじゃないかって思った。
転院も何度も考えたけど、通院できる範囲に精神科がないという物理的な理由からあきらめるしかないのが現実。

ただ受診して、処方箋をもらう。
薬は私にとってなくてはならないものだから。
あと、定期的に提出しないといけない類の診断書。
これが先生の役割。

私の心のケアというか、カウンセリングだけでなく、その時々で何かしら問題があったときに話すのは心理師さん。

そう位置付けて、今ある場所でやっていくしかないのかなってことを心理師さんと話した。

先生は自分の気持ちを私にガンガン推してくる。
でもそれは私の気持ちに反するもの。
もうそれは言わないでって先生に言っても、次の受診でやっぱり推してくる。
なんやねん!ってなるぐらい。

カウンセリングは私にとって、前の日になると憂鬱になるし、当日は緊張するし、心理師さんの顔を見ると安心するし、終わるとホッとするのと疲れがドッと…って感じ。

今日は時間の半分を主治医の悪口だったかもしれない。


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