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今押さえておきたい女性シンガーソングライター3選【2024年】

去年書いた同タイトルの記事が、僕のnoteの中で一番読んでもらえてまして、じゃあ2024年バージョンも書いてみよう、そう思ったわけです。
全員メジャーデビューしてるので、そこまでニッチな内容にはなってないかもしれませんが、がっつり音楽を聴いてるわけじゃない人にとっては、なんと言うべきか、ちょうどいいセレクトなのではと思います。



キラーフレーズで聴き手を魅了『ツチヤカレン』

カラオケ店の映像でプッシュされていたのがきっかけで、彼女を知りました。何か尖った特徴があるかというと、そういうタイプでないと思います。
ハンバートハンバートに影響を受けているらしく、確かにそういう優しさや平穏さをイメージする曲が多かったです。
中でも、『ハミングバード』という曲がまさにそんな感じなんですが、この曲はキラーフレーズと呼ぶべき一節があります。
実際に聴いてもらいたいので箇所は伏せておきますが、たった5文字で曲のクオリティを見せつけてくれます。しかもサビじゃないんですよ。
他の曲でも、言わばその曲の主人公的フレーズを持ってることが多く、彼女の楽曲の魅力はそこにあるんだと思います。
あまり似たタイプがいないので、今後に期待できるアーティストです。
■楽曲 ★★★☆☆
■歌声 ★★★☆☆
■ルックス ★★★★☆
■新しさ ★★☆☆☆


美メロに内包された日常の物語『RIRIKO』


最近、バンドとしての活動をメインにし始めたっぽいシンガーソングライター。バンドのほうはNELKEという名前です。
レーベルはランティスなんですが、ランティスってアニソンとかのイメージが強かったので知ったときは意外でした。
曲は基本的に、激しすぎないバンドサウンドで色んなタイプの曲、歌声に挑戦してます。
僕が驚いたのは、ロリポップサイダーという曲の美しすぎるメロディー。そして、ネコカブリストというちょっと媚びた歌い方ながら、妥協しないメロディー。
うん、とにかくメロディーセンスが半端じゃない。
特にロリポップサイダーは、今のところ誰に聴かせても良い反応がもらえてます。
日本人好みだからというだけではなく、まだこれがあったか! と驚かされる淀みないメロディーは、RIRIKOさん独特のちょっと皮肉めいた歌詞にマッチしていて、さらに情熱的でもある。一曲の中にエッセンスが大量で、でも、邪魔なものは一切ない透き通った楽曲たち。
バイラルヒットお待ちしております。
■楽曲 ★★★★☆
■歌声 ★★☆☆☆
■ルックス ★★★☆☆
■新しさ ★☆☆☆☆


全ての曲がキャッチ―な正統派の天才『汐れいら』


センチメンタル・キスという曲が少し話題になり、代表曲を次々の更新していっている恐るべし若手シンガーソングライター。
22歳とは思えない深みのある歌声と、キャッチ―なメロディーと展開力は天才と表現するしかありません。
音楽に正解はありませんが、期待以上のメロディーが次々と湧き出てくる感じが、思わず「正解!」と言いたくなる、みたいな感覚に陥ります。
僕の予想では、来年辺りフェスに呼ばれるくらいには知名度を上げているはず。
知名度と比例して曲のクオリティが下がってしまうタイプではないと思いました。先日リリースされたEPを聴いて、それが確信に変わりましたよ。すごい。
動画は、そんな彼女の才能が最も詰まっていると思った選曲にしました。
■楽曲 ★★★★★
■歌声 ★★★☆☆
■ルックス ★★☆☆☆
■新しさ ★☆☆☆☆


いかがだったでしょうか。我ながら今回もいいセレクトだなあと自画自賛してしまうくらいなんですが、あいみょんやTOMOOなど、ネクストブレイクアーティストを当ててきた自信が傲慢にならないよう注意しつつ、でもやっぱり良い音楽はシェアしたくなるものなんです。
この記事から何かしら得るものがあったと思ってくれた方は、是非コメントやスキなどよろしくお願いします。
普段はシナリオライターをやってたりするので、それも覚えてくれたら光栄至極でございます。
あ、こういう記事書いてくれ、みたいな要望も待ってますよ!


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白木原怜次/Ryoji Shirakihara
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