当研究会・当研究会員が2023年に公開した記事を集めた。
当研究会・当研究会員が2022年に公開した記事を集めた。
色川木通 編 序 本目録を「完先資料目録」と称する以上、編者には、ここでの「完先」とは何を意味するのか、という問いに何らかの仕方で答える責任がある。そのため、読…
1. 第一の解釈 PKルールにおける(3)と(5)の内容は、いずれも振聴に関わる。我々は後者について当初、同巡内振聴がいずれの時点で解消されるかに注目しつつ、次の…
戯規学研究会
2024年6月1日 02:00
色川木通 編序 本目録を「完先資料目録」と称する以上、編者には、ここでの「完先」とは何を意味するのか、という問いに何らかの仕方で答える責任がある。そのため、読者にはまず、以下の記事の一読を勧めておきたい。 上に引いた記事の通り「完先」という語は多義的であり、その多義性も簡単ではない。このことを踏まえ、本目録は「完先」を、ある種の話題を意味する語として用いる。すなわち「完先」「完全先付け」「
2022年12月25日 16:00
1. 第一の解釈 PKルールにおける(3)と(5)の内容は、いずれも振聴に関わる。我々は後者について当初、同巡内振聴がいずれの時点で解消されるかに注目しつつ、次のような解釈をした。それは、同巡内振聴が解消されるのは普通、自摸番が来た時点とされるが、PKルールでは打牌を済ませた時点とされ、したがって、今度の自摸は同巡内振聴の未解消時に当たるため、振聴の適用によって摸和が規制される、というものである。