2020.2.22 昨夜のこと
ここ数日私は、胃が重く、手が震え、呼吸がつらく(軽くパニック症状か?)、耳鳴り、頭痛などいろんな不調がずっとうっすらと続いていた。
「このままでは共倒れになってしまう」
ためらいはあったが、意を決して娘に話しかけてみた。
私「こんなこと訊いてごめん、今も自分を傷つけたくなる時あるよね?」
娘「…うん、切ることある。ストレスとかからじゃない、でも時々切っちゃうことある。今はストレス感じてない、前はあったけど今はゆっくり過ごしてるから…」
私「そうか。全部話してほしいわけじゃないけど、傷の手当てだけはちゃんとしてほしい。
今の生活にストレス無いのは良かった。
…もっと自分の気持ち言ってかまわないよ。本当は父親のこと好きなのに、私に遠慮してあまり言わないよね。私のこと思ってくれるのは本当に嬉しい、けど娘が我慢してるのを感じるのはそれよりつらいから」
娘はしばらく私の顔を見つめている。
それから、少し娘の気持ちを話してくれた。
父親は普通に好き、死んでしまったのは悲しくてつらくて自分も死にたくなった、その時は学校のことや進路のことや祖父母と母(私)のことなどで頭の中が混乱してどうにもならなかった、今はもう学校は諦めた、そう決めたら少し楽になった…
そこで涙がポロポロとこぼれ、
娘「本当に高校は楽しかった。部活も楽しかった。高校の皆は良い人が多かった。皆と過ごせて嬉しかった。本当は行きたい。皆と卒業したい。けど今の体調を考えるとできないことはわかっている。復学できるのを待ってくれてる友達をずっと待たせるのは申し訳ない。だから辞める」
と。
二人で泣いた。
そして私に対する気持ちも意を決して言ってくれた。
娘「重い」
心配してくれるのはありがたいけど…正直しんどくなる。一人の時間もほしい、と。
私はわかっていたつもりだったけど、はっきり言われてフリーズした。
やっぱりそうだよね、自分でもそう思ってた、私が娘ならもっと早くに拒絶していたはずだ、でも娘は我慢してくれていた、お互いのためにも子離れはしなければ、だけど今離れてもしもこの子を失ってしまったら…親戚のあの人や元夫のようになってしまったら…
頭の中でぐるぐる言葉がとびかって、私も涙がポロポロ出てきた。
娘「ごめんね、はっきり言っちゃって…わかってても面と向かって言われるとショックだよね。
おかあさんが何を心配してるかわかる。相手が何を言ってもらいたいのかわかるから。
でも、もう今は死なないよ。死にたくなっていたのは本当だけど、今は死なない。それだけは安心して。
体調戻るまではこんな生活リズムは続くと思うけど、この先のことも考えてある。やりたいこともあるから」
私は、すごいなぁこの子、なんでもわかってるし悩みながらも自分で考えられるんだな、と泣きながら感心した。ホッとした。
でもまた私を安心させようとがんばって言っているのかも、と思ったりもして手離しで喜べないけれど。
私「話してくれてありがとう。楽になったよ」
娘「良かった。私そうゆう癒し能力、持ってるもん!」
そんな風に敢えて明るく言ってくれる。
私「前世、あなたが私の親だったんじゃない?それか先生」
娘「そんな気がする〜」
今朝、私の胃の不調はだいぶ良くなった。本当に癒し能力がある。
娘の体調は慎重に見守りながら、おいおい子離れにも取り組んでいこうと思う。