2020.9.26 すっかり秋
午後に書いていた記事が消えた…ちゃんと保存してなかっただけなんだけど。気を取り直して再度。
更新していないうちに世の中は急にすっかり秋だ。ついこの間まで靴下なんて履いてられっか、なんて江戸っ子気質な感じになってたのに、今はもう二枚履き。ヒエトリヒエトリ。
今日、娘は部活の小さな演奏会。そのため昨夜は緊張で眠れそうにないところを無理矢理就寝、寝付いたが浅い眠りだったのだろう、朝目覚めはしたがだるさが酷くてなかなか起き上がれない。それでも意地で起床し少し遅れて登校。
娘が登校した後、学校から電話がくる。すわ、娘が具合悪くなったのかと慌ててでるがそうではなかった。担任の先生から、単位などの現状と今後についてのことだった。
このままの出席率では卒業は難しい、とのこと。
それを先生は本当に心苦しそうに、言いづらそうに話してくださった。
卒業できないだろうとは、本人と私で話はしていたので覚悟は出来ていることを伝える。
それでも、卒業は出来ないが今までどおり登校して授業を受けても部活に出ても構わない、と先生。それで充分です、と伝える。
そもそも三年生になれないだろうと諦めていた私たちだったが、担任の先生はじめ他の先生方に配慮していただき進級出来ただけでもありがたい。体調が良い時に来れば良いと周りの方々に見守ってもらって、おかげで少しでも学校生活と部活動に参加できて、高校が好きな本人にとっては力になることだった。感謝してもしきれない。それをやっと担任の先生にお伝えできた。
演奏会では、部活への出席率が少ない娘にもソロのパートをくれて、本人なりに頑張っている姿が見られてありがたかった。
途中しんどくて服薬したようだが、なんとか演り終えて夕方帰宅。かなり疲れたようで、すぐに眠ってしまった。
部の仲間はみんな娘の体調を気遣ってくれる。そんな部活が大好きでみんなの役に立ちたい、でもできない自分に苛立ち更に体調を悪くしていた娘。最近は自分の体調を考えながら、今の自分なりにできることを探りつつ活動しようとしている。
帰り道、担任の先生からの話を伝えると、
「そうだと思ってたから大丈夫、まだ学校に行けて部活にも出られるだけでも良い。ホント先生に感謝だよ」
と。
辛い時期があったから、感じられる有り難みなんだろう。
もう辛いのは要らないけど、これからは本当に要らないけど、無駄ではなかったな、と少しだけ思う。
鈍い私にいろんな感情を身をもって教えてくれた娘。やっぱり前世は私の親だったのかな。
今日もお疲れ様、娘よ。今はゆっくり休んでください。
また明日は明日で、できることだけやろう。