津軽三味線 偉人伝 #4 木田林松栄
叩き三味線の名人 木田林松栄
出生は? 本名 田中林次郎 明治44年(1911)~昭和53年(1978)は青森県 南津軽郡柏木字石郷出身で、昭和に活躍した。
どんな人? 農家の子で家に門付けに来る亀坊の音を聞き育つ。17歳の時に吹田三松栄の弟子となる。その後、白川軍八郎や福島政勝らと共に陸奥家演芸団で活躍し、三羽鴉と呼ばれた。 1の糸を叩く事にかけて誇りを持っており、40号もの太い糸(一般奏者は30号を利用)を叩き鳴らし、その演奏は「叩き三味線」と形容された。その人気は海外にも発信され、津軽三味線初の海外コンサートを開催した。 多くの弟子を取り、その演奏技法やイズムは後世に受け継がれている。
以下、【エピソード】、【師弟関係】、【作品関連】と続く
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