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現存する世界最古の国家の『建国の詔』に学ぶ「和の国家観」~現存する世界最古の国家はどこ?~ー『和の国のかたち』2ー
こんばんは。高杉です。
日本人に「和の心」を取り戻すというスローガンのもと
『和だちプロジェクト』の代表として活動しています。
小学校の教員としても働かせていただいております。
令和7年は、30歳最初の年ということもあり、
より一層様々なことに挑戦していきたいと考えています。
まずは、1月の末に
全国の先生の前で発表する勉強会があります。
何よりも「日本が好きだ!」「社会科が面白い!」と
思ってもらえるようにたくさん学んでいきたいと思います。
さらに、今年はある国家資格取得に向けても
学んでいきたいと考えています。
まさに令和7年は「学びあふれる充実した年」に
なるように励んでまいります。
さて、
今回は、新シリーズの1回目になります。
最後までお付き合いいただければありがたいです。
よろしくお願いいたします。
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1)現存する世界最古の国家はどこ?
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世界にはたくさんの国があって、
国連加盟国でいえば193カ国あります。
では、その中で
「現存する世界最古の国家はどこでしょうか?」
と質問したらどのように答えますか?
「エジプト!」
とか
「中国!!」
と答える人が多いのではないでしょうか?
たしかに、
歴史教科書の最初の方にピラミッドや万里の長城が出できましたね。
また、ツタンカーメンや『三国志』など今でも有名なものがたくさんありますよね。
しかし、
どちらも違います。
現在のエジプト・アラブ共和国は、
1922年にイギリスからの独立で建国されました。
だから、2025年で103年です。
現在の中国は、
中華人民共和国が正式名称で毛沢東によって1949年に建国された新しい国で2025年で76年になります。
では、
アメリカ?というと、
アメリカは、イギリスからの独立戦争で1776年に建国したので、
2025年で249年になります。
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どこの国だって、その土地の歴史をさかのぼれば様々な国がありました。
エジプトでは、古代エジプト王朝。
中国では、夏や殷、漢という国がかつてはありました。
しかし、それらの国はすべて潰れてしまいました。
世界の歴史の中で
国とは、建国しては滅び、
建国しては滅ぼされの繰り返しが当たり前でした。
世界を見渡すと建国してから100年も経っていない国ばかりなのです。
一番短い国で、南スーダンという国は、
2011年に建国され、2025年で14年になります。
ちなみに、
3番目に古い国は、イギリスです。
イギリス王室は、約950年の歴史があります。
2番目に古い国は、デンマークです。
デンマーク王室は、約1070年の歴史があります。
では、
今もなお残っている世界で一番古い国はどこでしょう?
2)現存する世界最古の国家は「〇〇」!
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そうなのです。
実は、
私たちの国「日本国」。
『古事記』によると、
初代天皇である神武天皇が建国し、
それからずっと現代まで皇室が続いているのです。
紀元前660年に建国され、
2025年で2685年になります。
現在の天皇陛下は126代目になります。
どこの国だって
自分の国の建国を説明するのに神話までさかのぼる必要はありません。
例えば、
アメリカであれば、
イギリスからの独立戦争の記録などがたくさんありますし、
中国であれば、
毛沢東がどのように建国したのかという写真まで残っているのです。
神話までさかのぼらなければ建国の説明ができないのは、
世界の中でもおそらく日本国だけでしょう。
『古事記』や『日本書紀』に書かれていることは神話でしょ?
と言っている人がいますが、
的に見ても2000年はさかのぼることができるので、
どちらにしても現存する世界最古の国家に変わりはないのです。
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初代天皇である神武天皇が橿原宮(奈良県)で即位した日を
「建国記念の日」と言います。
橿原神宮では、
毎年2月11日に「紀元祭」が盛大に行われています。
2月11日は、
日本国にとっては、とっても大切な日です。
しかし、これまで生きてきた中で、
日本をお祝いするような雰囲気を国内ではあまり感じたことがありません。
日本ほど「建国」の意識が低い国はないと思います。
少し他国に目を向けてみると、
アメリカでは独立記念日である7月4日には、国を挙げてお祝いをします。みんな国旗を掲げてものすごく盛り上がります。
中国であれば、10月1日の国慶節。
天安門広場で記念式典が行われます。
フランスであれば、7月14日の革命記念日。
パリでは軍事パレードが行われ、夜には花火が上がるのです。
このような感じで、
どこの国も建国記念日はお祭り騒ぎのお祝いなのです。
ところが、
日本人にとって2月11日は数ある中の「ただの祝日」であって、
ほとんどの人が関心を持ちません。
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しかし、
日本国の建国の歴史を知ることができれば、
「建国記念の日」に思いを致すことができるようになるでしょう。
先ほどもお話したように、
国は建国しては滅び、建国しては滅びの繰り返しが世界の常識です。
しかし、
そのような世界で
2000年以上国が存続することは奇跡と言ってもよいのです。
では、
なぜ日本国は2000年以上国が続いているのでしょうか?
それは、
思いやりと助け合いのために生まれた国家が歴史上も、
現在の地理上も世界でただ一つ。
日本だけだからなのです。
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今回は、
現存する世界最古の国家の『建国の詔』に学ぶ「和の国家観」
という主題でお話をさせていただきます。
次回は、
神武天皇の生きた「弥生時代」とはどのような時代だったのかについて考えていきます。
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「和」とは、
周りに流されることのない主体性と信念を持ちながらも、周りの人々や自然と調和することを実践する道であり、我が国が建国されてからも2000年以上、受け継がれてきた価値観である。
日本が疲弊している。
日本人が疲弊している。
でも、日本を諦めたらいけません。
僕は諦めません。
日本人はまだまだやれる。
なぜなら、
僕たちが歩む道の後ろには先人たちが繋いでくれた
「我が国を遺したいという思い」がたしかにあったからです。
私たちが今できることは、
何よりもまず自分の国の神話、歴史、文化、そして精神性を学ぶこと。自分と先祖の歴史と生き方を学ぶことだと思うのです。
令和時代に、
「和の精神」を発揮して日本国を再び
よろこびあふれる感動する国へと取り戻す。
そのために、
皆様とともに学んで参りたいと存じます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今後とも、
『和だちプロジェクト』をよろしくお願いいたします。