日本国が「目指したもの」12~『サイバーセキュリティとインテリジェンス』我が国の財産をどのように守るのか?~(完結編)ー日本人のための『和の国・日本国』講座97ー
こんばんは。高杉です。
日本人に「和の心」を取り戻すというスローガンのもと
『和だちプロジェクト』の代表として活動しています。
今回は、『サイバーセキュリティとインテリジェンス』について
考えていきました。
今回は、いよいよ完結編!
最後までお付き合いいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
インテリジェンスというのは、
「知恵」とも言われていますが、
ということです。
例えば、
りんごが1個目の前にあった時に、
「そのりんごが1つかありますよ」というだけの情報に加えて、
「そのりんごがどこ産のりんごで、農薬が使われているのか、そうではないのか。オーガニックなのか。値段がいくらなのか。本当に甘いのか、甘くないのか。」
ということを考えて、
自分が作りたい料理にどのりんごを選ぶのかというのが
インテリジェンスです。
そもそも、インテリジェンスとは?
を突き詰めて考えると、
何も、
技術的な電波情報とか、人に聞いたり、
スパイを使ったりといった諜報・謀略活動だけではないのです。
そこに緻密さと、そこから人間の心としての誠実さが交わることで、
国境を越えて人々の心を動かして、
時には圧倒的な鉄量、
敵の武器とか弾とかそういうものに耐えうるような知恵、
つまり、
インテリジェンスをつくることができるのです。
インテリジェンスというのは、
あらゆる物事の判断や生き残りに欠かせないものです。
災害の時も、戦争が起きたときも、
日常生活を送るうえでもインテリジェンスは必要なのです。
かつての日本は、
間違いなくインテリジェンスが高い人材が集まっていました。
有名な偉人を挙げると、
「日本軍20万人に匹敵する男」と言われた明石元二郎陸軍大佐です。
かつて、
自民党の議員がアメリカのCIAの元幹部から諜報活動の指導を受けたとき、
というようなお話が出たということもあるくらいです。
明石大佐は、
日露戦争でロシアと日本が戦う前に、
当時の参謀本部次長であった児玉源太郎さんに、
「ロシアのペテルブルク、モスクワ、オデッサというところに、ロシア人ではない、非ロシア系外国人を情報提供者として2名ずつ配置せよ」
という命令を受けました。
そして、
ストックホルムを中心にして、
反ロシア工作を指揮したと言われていますが、
使ったのは、
当時のお金でわずか100万円と言われています。
昔からそうなのですが、
当時のロシアも周辺国と非常に大きな軋轢がありました。
そのような地域の反ロシア運動を支援することで、
日本が満州でロシア軍と戦っているときに、
はるか向こうの何千キロも離れた東欧や北欧などで反ロシア活動、
工作活動を行いました。
それによって、
モスクワに近いヨーロッパ周辺で反体制運動を起こし、
満州戦線に軍隊をすべて投入することができずに、
日露戦争における日本の勝利に大きく貢献しました。
もしも、日本が日露の戦争で負けていたら、
朝鮮半島は完全にロシアのものになり、
対馬、北海道もおそらくロシア領になっていたことでしょう。
さらに、
日本本土も戦場となり、分割統治されてしまっていた危険もあるのです。
しかし、
この明石元二郎さんが1人いたことでロシア軍10万人、20万人を引き付けたことで、
我が国は辛勝をし、
今私たち日本人が、
このように毎日を豊かで平和に暮らすことができているのです。
イギリスの歴史学者アーノルド・トインビーは、
1956年の『オブザーバー』というイギリスの新聞で
このように語っています。
と。
かつて我が国には、
我が国の国民と生命、財産を守るために
世界を駆け回り、世界の歴史を変えてきた先人がいました。
しかし、
私たちは、この事実を知りません。
まずは、
知ることから始め、一人一人が意識を高めることが必要なのです。
最後までお聴きいただき、ありがとうございました。
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自分や自分の家族の幸せだけを願っていた僕が、この日本国に生まれ、日本人として生きることができ、本当に幸せだな。誇りに思うことができるようになりました。
だから、あなたにも知ってほしいのです。
私たちが生まれた日本国が本当に目指していたものを。日本国が本当に素敵な国だということを。
そして、今日まで、私たちが豊かな暮らしを営むことができるこのすてきな国が続いているのは、日本国を、私たちを命がけで守ってくださった先人たちのおかげであるということを。
先人たちが大切にしてきた精神性。
僕たちの心の中に眠っている精神性。
『和の精神』を呼び覚まし、再び日本を皆がよろこびあふれる豊かな国にしたい。
自分を、自分の国を堂々と語り、誇りに思ってほしい。
子どもたちが希望を感じ、いきいきと輝くことができる国にしたい。
それが今、我が国に生きる僕たち大人の役割だと思うのです。
一緒に、日本を学びませんか?
最後まで、お読みいただきありがとうございました。