「ポポロクロイス」シリーズの紹介
この記事では、私が子供の頃から大好きなRPG「ポポロクロイスシリーズ」について紹介しています。
説明は全て独断と偏見によるものなので、そこのところご了承くださいませ。
原作について
原作は1984年に朝日小学生新聞で連載が開始された漫画。
原作者の名前は田森庸介さん。
これを元に、様々なメディア展開がされました。
媒体ごとにそれぞれ発売順に説明します。
ゲーム(コンシューマー)
ポポロクロイス物語
対応機種:Playstation,PS3,PSP,vita
発売日:1996年7月12日
入手難易度:中
クリア難易度:高
ピエトロ王子が母サニアを救う為に冒険する物語。
一番最初に出たゲーム作品であり、この作品のファンは沢山いる。
ほんわかとした絵柄と世界観に反して難易度はかなり高めですが、初心者さんにまずオススメ。
ポポローグ
対応機種:Playstation,PS3,PSP,Vita
発売日:1998年11月26日
入手難易度:中
クリア難易度:高
タイトルの通りローグライクRPG。
時系列は前作「ポポロクロイス物語」から2年後となっている。
傭兵などシリーズの中でもシステムが独特で、やりこみ要素もかなり充実している。
やりごたえのあるRPGをプレイしたい方はオススメ。
ポポロクロイス物語Ⅱ
対応機種:Playstation,PS3,PSP,Vita
発売日:2000年1月27日
入手難易度:中
クリア難易度:低
システムは前々作とほぼ同じ。だが、主要イベントはフルボイスになっていたり、フィールドやバトル時の技エフェクトのドット絵がとても細かく綺麗で、かなり豪華。
難易度は優しめだが、豪華なグラフィック、笑いあり涙ありのストーリーで、プレイした人を決して飽きさせないだろう。
前作、前々作で難易度につまづいた方は、ここから始めるのもいいかもしれない。
ポポロクロイス~はじまりの冒険~
対応機種:PS2
発売日:2002年6月20日
入手難易度:高
クリア難易度:低
主人公はピエトロからピノンに交代され、ハードが変わり、2D(ドット絵)から3Dになりシステムが一新した。
難易度はシリーズの中でも一番低いと思われるため(ストーリーも短め)、ゲームが苦手な方はここからプレイするのもオススメ。
ポポロクロイス~月の掟の冒険~
対応機種:PS2
発売日:2004年3月18日
入手難易度:高
クリア難易度:高
前作と同じく3Dだがシステムがだいぶ異なり、自由度の高い戦闘やフリックシステムなどやりこみ要素がとても多い。あとロード時間が長い。
難易度も高めでストーリーも恐らくシリーズ最長と思われる。ストーリーの繋がり的に「はじまりの冒険」をプレイしてからの冒険をオススメする。
エンディング主題歌「桜見丘」は名曲。
ポポロクロイス物語~ピエトロ王子の冒険~
対応機種:PSP,Vita
発売日:2005年2月10日
入手難易度:中
クリア難易度:低
「ポポロクロイス物語」を再編集した「氷の魔王編」、
新たなストーリー「闇の獅子王編」、
「ポポロクロイス物語Ⅱ」を再編集した「女神マイラ編」、
この3つのストーリーとなっている。つまりリメイク版。
グラフィックは高画質になっており、イベント中のアニメは全て新しくなっている。が、細かい表現やストーリーが大幅にカットされており、難易度もかなり低めになっているため、これをプレイするより原作のアーカイブスをプレイすることをオススメする。
ポポロクロイス牧場物語
対応機種:ニンテンドー3DS
発売日:2015年6月18日
入手難易度:低(ただし2023年にeショップがサービス終了するため注意が必要)
クリア難易度:低
時系列はPS「ポポローグ」とPS「ポポロクロイス物語Ⅱ」の間の話になる。
PSP版から10年の時を経て帰ってきた!コンシューマーゲームの中では一番新しいため、手に入りやすい。
ポポロ要素と牧場物語要素が8:2ぐらいの比率で入っている。(牧場物語的な家畜や野菜を育てるシステムはあるが、ほぼオマケ要素)
バトルシステムはPS版と近いものになっている。
アニメ
ポポロクロイス物語(ピエトロ世代)
配信サービス:バンダイチャンネル、music.jp、GYAO!ストア
通称「ファーストアニメ」と呼ばれる。全25話。
1998年10月4日から放送開始された。
時系列はPS版「ポポロクロイス物語」の後。
アニメオリジナルキャラクターである風族の少女「ヒュウ」が登場する。
ストーリーは哲学的で薄暗い内容であることが特徴。
視聴済みでもあらすじを説明するのがかなり難しいため、実際に視聴してみることを推奨。
初心者にはオススメしない。
ポポロクロイス(ピノン世代)
配信サービス:U-NEXT、バンダイチャンネル、dアニメストア、music.jp、GYAO!ストア
通称「セカンドアニメ」と呼ばれる。全26話。
2003年10月5日から放送開始された。
「はじまりの冒険」「月の掟の冒険」をベースに展開されるが、原作そのままではなく、アニメオリジナルキャラであるガミガミ魔王の養子「コゴト王子」「プンプン王女」が登場。
アニメオリジナル展開が良い味出しており、ゲームがプレイできない(しない)人にもオススメの作品。
その他(携帯、スマホアプリ、書籍)
ポポロクロイス物語カードクエスト
ガラケー時代のアプリゲーム。2009年1月15日サービス開始。
書いてる人もプレイしたことがないので詳細は省きます。販売終了済み。
ポポロクロイス物語~夢と絆の冒険~
ガラケー時代のソーシャルゲーム。2011年02月28日サービス開始。
ポポローグのキャラクターが多数登場します。書いてる人はプレイしていましたがあまり内容を覚えていないのでこちらも詳細は省きます。サービス終了済み。
ポポロクロニクル
原作者が直々に描いた書籍。
紹介した全シリーズのネタをこれでもかと散りばめた前日譚で、つまり初心者が最初に楽しむには向いていない。
ある程度ゲームやアニメのポポロを楽しんだ方向け。
ポポロクロイスの世界観が、より一層深まることだろう。
「ポポロクロニクル 白き竜」の上下巻は現在もAmazonで入手可能。
「ポポロクロニクル2 星を抱く者」は電子書籍(Amazon kindle)でのみ配信されていたが、2022年現在購入ができなくなっている。復活を待とう。
ポポロクロイス物語~ナルシアの涙と妖精の笛
2018年5月8日から2021年11月30日まで配信されていたスマートフォンアプリ。サービス終了済み。そして、2022年現在時点でのシリーズ最新作。
ピエトロが18歳の頃の物語で、このゲームから新たに登場した設定の数々はファンをあらゆる意味で驚かせた。大陸ごとに森の妖精王がいるとか、黄金の鍵の設定とか。
ピエトロ王子の視点で話が展開される「メインストーリー」と、聖地ビルカの祈り人ザマドの視点で基本話が展開される「サイドストーリー」、そしてキャラクターごとの「ブレイブストーリー」で一つの大きな物語が完成する。
ここから入ったファンもいるが、既にサービス終了しているためストーリーを楽しむのは基本的に困難。
現在楽しめるコンテンツって結局どれなの?
PS2、PSP、3DSがあればコンシューマーは全てプレイ可能。
PS2は現在中古しかないため、ピノン世代のゲームは中々入手が困難と思われる。ピノン世代はストーリーを追うだけならばセカンドアニメを視聴することをオススメする。
ピエトロ世代(PS1)のゲームはアーカイブスがPSP,PS3,Vitaで遊べるため少し敷居は低め。
とはいえ、アーカイブスで遊べるハードも少し古めなため、最新機種での移植が待たれる。
PS3などでピエトロ世代をプレイし、セカンドアニメでピノン世代を楽しみ、それからポポロクロニクルで世界観を深めていく………というのが現在できる楽しみ方なのだろうか。
時系列順に並べると、こうなる。
パウロ世代
ポポロクロニクル(書籍)
ピエトロ世代
ポポロクロイス物語(PS1)
ポポロクロイス物語カードクエスト(ガラケー)
↓
ポポローグ(PS1)
ポポロクロイス物語~夢と絆の冒険~(ガラケー)
↓
ポポロクロイス物語(ファーストアニメ)
↓
ポポロクロイス牧場物語(3DS)
↓
ポポロクロイス物語Ⅱ(PS1)
↓
ポポロクロイス物語~ナルシアの涙と妖精の笛(スマホアプリ)
ピノン世代
ポポロクロイス~はじまりの冒険~(PS2)
↓
ポポロクロイス〜月の掟の冒険〜(PS2)
(セカンドアニメははじまりの冒険と月の掟の冒険のストーリーをベースとしたもの)
個人的には、時系列順にプレイするより発売順にプレイすることをオススメします。
新作や移植が決定したら、またここに追記していきます!