#113 耳に当ててする電話はムダ
他の行動の制限
あなたは、どうしていますか?
スマホで電話する時、耳に当てて電話していますか?
私は今年の4月くらいに、ふと思い、それから耳に当てて電話するのをやめました。理由は単純に”その時間がムダ”だからです。
電話がムダかどうかは相手にもよると思います。勧誘とかなら電話すること自体ムダだと思いますが、それ以外の電話はあまりムダではないと思っています。
イメージできない人は電話しなくてもいいですから、スマホを耳に当てて見てください。その時、”他に何かできますか?”
きっと、できないんですよね?
できても、片手で何かするくらいだと思います。
なので私は、スピーカーにするか、イヤホンでするようにしました。
メインはイヤホンです。
そうすれば、スマホもいじることができますし、他の作業もすることができます。
作業と言っても、考えるようなことはできないので、情報を見ているくらいになりますが、それでも、耳に当てて、なにもできない時間よりはいいと思います。
耳に当てて電話してしまったら、ほんとにそれだけにすべてを取られてしまうと思います。なら、最初から電話しなければいいと思うのですが、そこまで拒否しているわけではないので、誰かの緊急連絡だと思って電話には出れるようにしています。
なので、電話によって自分の作業、自分の手を完全に止めてしまわないようにしているというのが、私の意識の中にはあるということです。
この話は、あくまでもプライベートの時間に限られてくるのかなと思っています。仕事でも応用できればいいのですが、どうしても固定の電話とか、社用携帯の導入が遅く、いまだにガラパゴス携帯を使っている会社もあったりと、デメリットの部分がまだ多く存在していると思います。
その部分も最後に言及したいと思います。
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有効な時間の確保
時間は有限ですし、私たちの生きる時間は個人差はありますが、大体80歳まで生きたとしても、その歳より−20歳くらいの60歳くらいまでが活発に活動できる年齢だと思います。
大卒の新社会人であれば、23歳の年なので、残り活発に活動できるのは37年くらいです。高卒だと41年と意外にもあるようでないような感じがします。
長いか短いかはみなさんの感覚も違うと思いますが、活発に行動できる年齢の設定を自分で変えるだけで、いかに時間を効率的に使わないといけないかを自分に言い聞かすことができると思います。
そのため、1分1秒が大切になってくるのです。特に若い時の時間はとても大切になります。その時にしか吸収できないモノをありますし、歳を取ってからではインプット/アウトプットの効率も遅くなってくることも考えられますので、時間との向き合い方は常に考えていないといけないことです。
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適切な連絡手段
結論として、連絡をする時に意識しないといけないのは「相手の状況」だと思います。相手がいることですから、相手のことを考えるのが筋だと思います。自分判断で勝手に「大丈夫だろう」と決めてはいけないですね。
相手が「いつでも電話していいよ!」と言うならそれでもいいですし、「この時間帯は都合が悪いから、何かあったらメールして」などと確認をしておく必要があると思います。
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また、話がガラッと変わりますが、根本となっている「電話を耳に当ててやる方法も変える必要」があると個人的には思っています。
時代が進んでいる中で、電話が普及してから今まで、電話の仕方は大きく変化してきていません。今でも耳に当てて電話をするのが基本的で主流です。
この変化がない限り、私たちの時間はボディーブローのように、じわりじわりと時間が削られていってしまうと思います。
このことは、プライベートやビジネスの場を含めた全体で必要になってくることだと思います。いつまでも、会社で固定電話に反応していたら、自分の時間がいくらあっても足りないですし、集中することもできません。
電話がすべての影響ではないですが、社会人が仕事で集中できている時間は16分しかないと言われています。これは、いろんな応対を受けることによって、ひとつのことに集中できていないことを指しています。
「〇〇さん、これ、お願い!」
「〇〇さん、あれ、出来た?」
集中できるワケないですよね。
また、社会人が個人で勉強できる時間は平均で6分しかないのです。
引用元:資格プラットフォーム
明らかに、自分の時間がない環境の中にいるのです。
そのため、環境全体もそうですが、電話そのもののあり方、使い方にも変化を加えていく必要があるのではないかと思っています。一番わかりやすいのはAIの力を借りて、「電話の音声を文章化してくれる方法」などの技術がしっかりと導入されてくれば、電話に対する時間のかけ方も変化してくると思います。
それによって、固定電話の存在価値も低下してくることだと思います。これは、あくまでも、利便性を考えた話です。
すべては、私たち人間が”人間にしかできないこと”に対して時間を使えるようにしていかなければなりません。
そのために、使える技術はどんどんと応用していき、自分の時間をより効率の良いものに変化して行って欲しいと思います。
そのため、今までの”常識”が”非常識”になる可能性がある時代を想像して意識しておく必要があるかも知れません。