#112 自分がお金を出してでも欲しい時間の提供をしてくれる人
人生の糧
今回のタイトルは、大谷翔平選手の言葉からきているものです。
引用元:サンスポ
大谷選手はこの試合、打者として出場し、メジャー屈指の大投手であるバーランダー投手と対戦し、4打数無安打3三振を喫しました。
今回が初対戦だったのですが、大谷選手は試合後の会見で
「(お金を)いくら払ってでも、経験する価値のあること。それくらい素晴らしい投手。これをどう(自分に)プラスにしていくか」
とコメントされていて、すごい前向きなコメントはもちろんのこと、普通の人では、なかなか言うことができないコメントだと思いました。
それは、なによりも「自分のために」ということがわかっていて、対戦しなければわからないことを感じ取ることができたから発言した深い言葉だと思います。それだけ、2人の間には「特別な時間」が流れていたのだと思います。
プラスして「最高の時間を作ってくれた相手への敬意の言葉」だと私は思いました。
それと同時に「成長する」という思いが伝わってきました。
この大谷選手の発言を聞いて、自分の成長のために、お金より大事だと思ったことが2点あると感じました。
1.経験値
2.時間
「経験値」は、日頃から同じことばかり繰り返していても、刺激にならないですし、変化も少ないです。自分のレベルがある程度まで達してしまったら、同じことでは経験値の伸び率も少ないと思います。
そのため、新しい刺激が必要になるのだと思います。
「時間」は、経験値と似ていますが、同じ時間を繰り返しても、伸び率は少ないです。また、経験値と違うところは”限り”があると言うことです。
時間は待っていてはくれないですし、止まってもくれないです。常に進み続けています。いかに自分のためになる時間を見つけることが大きな鍵になってくると思います。
この2つを得ることができるのであれば、お金をいくら払っても「欲しい」と言う気持ちになるのだなと感じました。
何よりも大切なことが「自分の成長」だと理解しているからできる発言だと感じました。
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光の先にある景色
いくら自分が優秀で才能がある人でも、どこかのタイミングで壁にぶつかる瞬間、時期があると思います。それは、”表側”の実力では解決できない”裏側”のメンタルの問題もあると思います。
いくら天才であれ、ひとりの人間です。自分を信用できなくなれば、本来の実力を発揮することも難しくなると思います。
そこで大切なのが、「プロフェッショナル」の存在だと思います。
究極を極めたプロフェッショナルの存在があるからこそ、自分の限界値はここではなく、さらに上にあることを示してくれると思います。
そのプロフェッショナルの人でも壁に当たったことがあるでしょう。それもまた、自分が見つけた最高のプロフェッショナルの人の動き、しぐさ、考え方を取り入れたことによって、自分の壁を壊すことができたのではないかと思います。
そのため、「最高の人」を見つけることが何よりも大切になってくるのです。今の自分には”ない”モノを持っている人の存在が大切なのです。
進化の系譜は時代と共に流れているのです。
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究極の”無”の時間
よく、スポーツ用語で”ZONE”(ゾーン)と言う言葉があります。集中状態の極限に到達し、余計な情報や動きがすべてカットされて、洗練されたプレーをすることができる状態を指す時に使ったりします。正直なところ定義は曖昧です。感じる人も少なければ、表現できる人もいないですからね。
でも、私はあると思っています。自分自身は体感したことはないですが、究極まで極めたトッププロならではの領域が必ずあると思っています。
それはスポーツだけに限らず、どの業種、どの職種にもあることだと思っています。
いかに、「向き合うこと」ができるかが大きなポイントだと思います。
究極な状態の手に入れた人間は強いと思います。”そのこと”を愛し、”そのことに”愛された人間でなければ到達することができないからです。
大谷選手は、翌シーズンで、再びバーランダー投手と対戦して、ホームランを放っています!
引用元:サンスポ
”成長することを追求”し「人として輝き放つ」男が出したひとつの結論だと思いました。
今回は大谷選手を例にしましたが、私たちも同じです。
最後に私が思う自分を成長させてくれる要素を3つ紹介して終わりにしたいと思います。
noteでも使えると思います。
【Step1】SNS、動画を使う
今となっては当たり前のことだと思いますが、しっかりとした使い方をすれば、自分を変えてくれる方法はいくらでもある場所です。それを見ることが大事です。周りに流されないで、「自分にとって」を確認することを意識してください。
【Step2】実際に人に会う
SNSからの縁でなくても、自分が極めたい分野の人との意見交換はとても大事なことだと思います。
今の世界の状況だと、難しい面もあると思いますが、デジタル環境が進化していますので、しっかりと利用していけば問題ないと思います。
【Step3】最後は自分
いくらアドバイスを求めた人間がプロフェッショナルだからといって、成長できるわけではないです。やはり最後は自分なのです。
自分といかに向き合うか、向き合う時間を作ることができるのかが成長のポイントだと思います。
ぜひ、自分にたくさん投資をして、成長してください。