【No.1327】人はみな二重人格
おそらく多くの人が、2つ以上の人格を持っていると思うのです。
例えば「ナマケモノくん」と「松岡修造くん」
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通常はナマケモノくんが強いです。きっと多くの人が経験あるはず。
仕事終わり、ひゃっはー、帰ってきたぜ。ゆっくりしよ、みたいな。だらだらするのもあり、お酒やマンガやゲームや、まあ、なんでもよいでしょう。気の向くままに「ゆっくり」します。
どんな状態が続くと、ちょっと不安になってきます。そして、「松岡修造くん」が声をかけてきます。大丈夫かい?って。無理しなくてもいいけど、そんなんでいいの?って。
で、おっしゃー!やったるぜぇ!なんて気合いが入り、熱も帯びて、ガンガンモードに入ります。成果もあがってきます。
でも、まあ長くはもたない。ガンガンモードで調子よかったのに、思ったように成果もあがらず"踊り場"にきます。すると、こんなにやってるのに、思った感じじゃない…とモヤモヤ
すると、またナマケモノくんがやってきます。やっぱりゆっくりしようよー。なんて。
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たぶん、根っからのナマケモノも、根っからの働きアリも、どっちか片方なんて、そんな人はいなくて
共存していると思うんですよね。
みんな「ナマケモノくん」の人格も「松岡修造くん」の人格も、どっちもある。
ただ、どっちが強い人格かという違いは人それぞれにありそうです。
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自分の身体を自動車に例えるなら、「ナマケモノくん」と「松岡修造くん」どちらがハンドルを握りやすいでしょうか。
今は、どちらがハンドルを握っているでしょうか。
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どっちが強くてもいいのですが、
いつもはどっちが強いのか、そして、今はどっちが強いのか
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いまの行動を決めているのは「自分」ではなくて「自分たち」です。
まずは自分に複数の人格がいることに気づくこと
そして、どの人格を育てるのか決めるところからはじめたいですね。
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ということで、今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、人生と仕事を楽しんで行きましょう!
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とはいえ、「ナマケモノくん」を責めることは避けましょう。
どっちも自分なのです。自分を責めると自分が嫌いになるかもしれません。