【No. 1062】仕事ができるということ
タイパ至上主義って言葉があるんですね。タイパ・コスパを重視する考え方は、学習塾の先生として、学生と接していれば自然と触れるのですが「至上主義」って。
歴史の授業もかじっている身としては、何事も行き過ぎは良くなさそうに思えちゃいます。
とはいえ「まずは」という考え方は重要そうです。
タイパコスパだけじゃなく、「無用の用」も必要だと知りつつ、まずはタイパコスパを追求する。
そんな意識でタイパコスパについても学ぼうと、ビジネス書を読んでいると「分からないことは、すぐ人に聞け」ということが、けっこう書かれています。
自分で考えることも大切だけど、素人の自分があれこれ考えるより専門家に聞いた方が早い、と。
どこからどこまでを自分で調べ考えて、どこからを人に聞くのがいいか、バランスが必要ですが、
すぐに人に聞けを実践するために、すぐに聞ける人が周りにいるかってすごい重要だなと思えます。
昨日もふと疑問に思ったことがあって「あ、そいやさぁ(そういえばさぁ)」と突然、高校時代の後輩にLINEをしました。
「ああ、それやめたほうがいいよ」「そうなの、こうした方がいいと思ったんだけど」「ああ、そもそもブームが終わってきてるんだよねー」
パパっと教えてもらいました。
なにが「あ、そいやさぁ」なのか自分でも不明なくらい、久しぶりの連絡だったのですが、
久しぶりという挨拶もそっちのけで、本題に入れる。社会人同士であれば、それなりの礼儀は必要でしょうが、気分としては、挨拶なしに適当に、「そういえば」くらいの軽さで、すぐ質問できる人がどれだけいるか?
おそらく仕事が早い人って、パッと思いついて、パッと聞いて、パッと判断するんだろうなと思います。
パッと聞くってのが、本当にパッとできるか。人間関係を考えて先延ばしにしてしまうようではちょっとなぁと思います。
タイパコスパを追求するために、タイパコスパを度外視したところで作る友人関係が重要なような気がしますね。
もちろん、お互い合理主義で、友人関係よりも仕事上の信頼関係だけで繋がるというのもありかもしれないし、お金を払って顧問になってもらえば速攻でしょう。でもそればっかりじゃやっぱりつまらなさそうにも思います。
一方で、じゃあまずはタイパを度外視した友人関係を作ろうと適当に飲み会に行くのもまた違いますよね(笑)
目指すべき方向にもよりますが、
時間にしてもお金にしても、まずは種を作りましょう。つまりタイパコスパを追求すること。
そして、そこで作れた時間お金をつかって、タイパコスパを度外視した活動をしていこう。
まあ、タイパコスパを追求するなかでも、いろんな友達ができてきて、「そいやさぁ」と声かけられるマブダチもできていくのでしょう。
以上、あっち行ったり、こっち行ったりしちゃいましたが、何かしらに集中していこうと思いました。