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生きているという価値。卒園児の運動会で身を持って感じた。

 始まり経過し終わる。そしてまた始まる。1つ1つ取ってみるとそんな繰り返し。でも終わりが決まっていることもあれば自分で決めなければならない時もある。保育や教員、バレーの指導等いわゆる教育課程は終わりが決まっている。一方で社会人になると終わりは自分で決めるケースの方が多い気がする。終了したと思ってた。でも素晴らしい続きがあった。そんなことを感じる小学校の運動会観覧と5年ぶりの再会。

 忘れられてしまったかもしれないコロナの猛威。正直緊急事態宣言が出ていたが僕は動き回っていた。これは今だから隠さなくてもと思う。コロナで保育も教育も変わり保育での留意点、授業をするにもオンライン(後に良い場面も増えた。)と中々難しい時間だった。同じように卒園児の活躍を見ることも会うこともなかった。でもその反動なのかもしれない。関係的にも終わったと思っていたのもあった。でも違った。感動した。成長した姿と面影のある姿。なんとも言い難い喜び。それを感じさせてくれる空間。中々人生の中でも感じることのできない瞬間だったなと。あとよくみんな覚えていたなと思う。しかも具体的に。まあよく可愛がりましたし少なくとも幼児3年見ましたから。溺愛もいいとこみたいなところもあったから尚更かな。

過去は変えられないというけど僕はそんなことはないと思う。今の努力は未来につながる。その努力が将来更に素晴らしい過去に置き換わる、色がつく。もちろん逆もある。でも過去があったから、失敗して良かったと思うこともある。嫌なことも笑い話に、いい話に置き換わる。今回はそんな典型だったかもしれない。僕は教育・保育で1番強く思うのは結果は後にやってくる。だから1日1日が大事なんだと。1日でいいからあの時に戻りたいなんて思えるのは結果よかったんだなと。それを体現してくれたこどもたちには感謝しかない。もちろん保護者の方も。沢山挨拶に…本当にありがとうございました。本当に大きくなって…みんなのこれからを応援しています。

ふぅ、でも自分自身の肌感としては保育士として終わりももう近いな。

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丹野萌成
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