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(ネタバレなし)「わたしの魔境」を観てみた

この作品はR18指定作品なので、基本18歳未満の鑑賞が認められていないので注意です

公開日

2021年11月12日

あらすじ

コロナ禍でSNS動画メディアが急成長した2021年。もし現代に、類似したカルト教団があったらどうなるかを、普通の新卒OLが洗脳され、犯罪に加担していく様を通して描く。本作では、架空のカルト教団の問題を描きつつ、実際のオウム真理教事件でも問題になった、出家による親子の絶縁、教団内部での殺人、外部社会に対するテロ行為などを元に、舞台を現代に置き換えて映像化する。

感想

今の現代にオウム真理教(カルト宗教)があったらどうなるかのタラレバ映像作品です
今作はアマプラでR-18指定ですが、どうしてR指定作品なのかはどこかに明記はなかったですので、推測ですが修行の一環で行われた行為での事故死についてがあったのでそこか、単純に宗教物としてアウト判定になったのかもしれません
なので、この作品には露骨なエロ表現やゴア描写はございません

基本的にとある新卒OLがカルト宗教にハマっていく、よくある再現VTRでの麻原目線や幹部目線や信者家族視点じゃない、信者目線で進められる映像を再現VTRに近い作りでメイン軸に
元信者などのオウム関連関係者へのインタビュー映像を組み合わせたものです

メイン軸の内容は良く、新卒OLがマルチ商法会社で病んで、その隙をカルト宗教につけ込まれてどっぷりハマっていく話で、まるで日本のどこかに今もあるんじゃないかと思わせるようなリアルさがあります
インタビューの方も元信者の人や、カルト脱会支援団体の僧侶や、オウム被害者支援機構(ひかりの輪)の代表であり元オウム幹部である上祐史浩氏にもインタビューで、基本的にはオウムの中の話から現在の姿まで話があります

オウム真理教を含めカルト宗教の事件を風化させないように作られた作品となりますので面白さとかを求める作品ではないのかな?って思います

観れる所

アマプラで観れます


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