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ファッションワールド東京イベントレポート
皆さんこんにちは、VRC note編集長の八重樫です。
アパレル業界のトレンドリサーチのため、先日、東京ビックサイトで開催されていた、「ファッションワールド東京」へ行ってきました。
ファッション ワールド 東京は、アパレル、バッグ、シューズ、アクセサリー、OEM企業/生産工場、生地・素材・副資材を扱う企業が世界中から一堂に出展します。
「商談・受注」を目的とした展示会で、世界中から20,000名が来場します。
(公式サイトより引用)
緊急事態宣言も開けて、東京ビックサイトでのリアル開催。
どのくらい人が来るのか?と思っていたのですが、会場につくとたくさんの人!! みんなリアル開催のイベントを待ちわびていたんですね。
ファッションワールド東京は毎回人気の展示会で、1万名~2万名が訪れるそうです。すごいですね。
今回私は初参加だったので、ドキドキしながらいきました(笑)
国内外から様々な企業が出展しており、会場に展示されているものも様々。鞄や靴、アクセサリーなどの小物から、実際の服、素材(生地、糸、皮など)などなど、ファッションに関するものを一堂に集めた展示会になっていました。
ファッションテックのブースもあってみてきたのですが、自動で服のサイズによる仕分けを行える機械の展示や、平置きの服の画像から採寸をする技術や、クラウドでの在庫管理システムの紹介などいろいろなものがありました。
弊社のように3DCGで服を制作し、ファッションショー動画を流している企業さんもいらっしゃいましたが、そういった展示はまだ少なく、その展示は目立つ存在でした。
会場では同時開催でセミナーも行われており、バーチャルファッションや3DCG 、DXに関するセミナーなどにも参加してみました。展示としてはまだそういったものは少なかったですが、セミナー受講者数は多く、アパレル業界として新しい技術やDXについて興味関心が高いことはうかがえました。
サステナブルファッション展が大盛り上がり!
さらに会場で一番人が多く盛り上がりを見せていたのは、サスティナブルファッションについての展示です。
出展内容としては、サスティナブルな原料、素材に関するものが多い印象で、オーガニックコットンや廃棄されるペットボトルから作られた糸、バナナの茎の繊維から作った布などの展示がされていました。
そういったものを製品に利用する、あるいはタグやショッパーなどに使うことでサステナブルな取り組みとするなどの提案がなされていました。
またほかにも、アップサイクルに関する展示も目立ちました。アップサイクルとは、本来廃棄されるはずの製品や布地を使いなおし、新しいものに生まれ変わらせることです。
製品を作る際の布を使って服を作ったり、廃棄される予定の服をリメイクして再販したりなどの動きが最近活発化しています。
原宿にはだれでもアップサイクルに挑戦できる工房もあるらしいです。
大手のアパレルメーカーが、わざと廃棄される服を山積みにした展示とアップサイクル製品を開発する取り組みについてパネル展示をしていて、とても印象的でした。
サステナブルファッション展のブースではどの展示も人だかりができており、業界の関心の高さをうかがうことができました。アパレル業界にとって、サステナブルの動きは待ったなしの状態であると再認識できました。
VRCの3DCGでの服製作やバーチャル試着のソリューションなどを使うとこういったサステナブルファッションの課題にも貢献ができそうです。
3DCGを使って服のデザインや製作前の工程を行えば無駄な布地を出さずに済みますし、バーチャル試着などのソリューションによりミスマッチな服の購入、返品などのロスも減ると考えています。
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今後、アパレル業界との提携が増えて、VRCのソリューションを利用するプレイヤーが増えていくことを期待していきたいと思います。
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