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「似顔絵をかく」の具体的な方法 - 第3章 図解の基本スキル編 - 絵と文字でビジネスを加速する方法〜ビジュアル・ファシリテーションのすべて〜(抜粋)
似顔絵で必要なのはセンスではありません。どちらかというと算数・数学の問題です。先日かいたブログ記事では理論のみでした。今回は具体的な手順を示します。
似顔絵をかくための理論
髪/メガネ/ヒゲのシルエットでかく
写真を用意する
髪/メガネ/ヒゲの輪郭をなぞる
輪郭の中を塗る
![](https://assets.st-note.com/img/1705164496962-CaSBPLo3OB.png?width=1200)
写真がない状態でもシルエットをそのままかけるようになります
![](https://assets.st-note.com/img/1705164497979-H08s3i1EL0.png?width=1200)
標準顔からの差分を特徴としてかく
標準顔とかこうとする顔の差分を特徴として、それを強調してかく方法です。
かこうとする人の顔写真を用意します
ポイントは正面であること。上を向いていない。下も向いていない。左右のどちらも向いていないものである必要があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1705165260554-fgioLpv7b0.png?width=1200)
標準顔スケールを準備します
印刷して用意します。
![](https://assets.st-note.com/img/1705164869578-G3uFAd54Di.png?width=1200)
顔写真を標準顔スケールに重ねます
頭のてっぺんを揃えます(髪がない状態をイメージして頭頂の場所を正確に見抜きます)
顎の位置を揃えます
顔の中心を揃えます
![](https://assets.st-note.com/img/1705164870312-AgZwQpIUE2.png?width=1200)
顔のパーツをかいていきます
眉/目/鼻/口/髪/耳/メガネ/ヒゲ/シワそして顔の輪郭をかいていきます
![](https://assets.st-note.com/img/1705164871165-t6UfcNtTop.png?width=1200)
特徴を書き出す
標準顔と写真の違いを箇条書きで書き出します
位置/大きさなどの違いに着目します
眉/目については下がっている、上がっている、大きい、小さいなどにも着目します
口については大きさ、唇の厚みなどに着目します
ヒゲがあればそれも書き加えます
![](https://assets.st-note.com/img/1705164871940-84zEOU3kj5.png?width=1200)
似顔絵の標準顔を用意します
似顔絵の元絵となる標準顔を準備します
マンガやアニメのキャラクターの標準顔は一般的には主人公およびそのパートナー(ヒーロー、ヒロイン)です
ドラえもんの場合は例外で野比のび太くんではなく出来杉君になります。美男・美女はおなじ顔になります
![](https://assets.st-note.com/img/1705164872512-ZW54AfLm7v.png?width=1200)
特徴の文にそって顔のパーツを変形する
特徴を書き出した箇条書きを改めて見ます
特徴を強調します。本人が嫌がると思う方向で強調します。
本人が嫌がるとは、目が細い、目止めが離れている、髪の毛が薄い、シワが深い、などです
女性の場合、シワは5割以上減らします(ちょっとでも入れると年齢が急に上がって見えます)
![](https://assets.st-note.com/img/1705164873098-ZIGTbNgPH8.png?width=1200)
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