コンフリクト・マネジメントにライブドローイングが役立つ訳
コンフリクト・マネジメント。ライブドローイングが役立ちます。
コンフリクトの根本原因
コンフリクトの根本原因。これは怖れです。怖れとはなにか。怖れとはみらいに悲観してしまうことです。
未来への悲観がなければ怖れは生じません。怖れがなければ自分や他者を責める必要はなくなります。いまやろうとすることに問題がない。つまりコンフリクト自体が生じない訳です。
ライブドローイングは予測精度を高める
ライブドローイングができること。それは未来予測の精度が高まります。
ライブドローイングすることで自分や関係者の考えていること、立場などを可視化できます。これにより予測精度が高まります。
見える化できれば怖れる必要はない
全ては妖怪のせい。たまにきく言葉です。
自分にとって不都合なことが起こった。とにかく何がなんだかわからない。わからないゆえに対処もできない。これが怖れにつながります。
全ては妖怪のせい。これは自分が巻き込まれている何だかよくわらからない状況。これに名前をつけることにほかなりません。
名前がないと思考が働きません。ただ怖い。
一方名前をつける。原因を考えることができます。対処方法も考えられます。つまり怖れる必要がなくなります。
ライブドローイングで見える化
グラフィックレコーディング、グラレコ。その技のひとつがライブドローイング。その時のその場でかくという能力です。
「全ては妖怪のせい」ではよくわからない現象に名前をつけました。ライブドローイングはよくわからない現象に姿を与えます。見える化とは文字通りよくわからないものがどんなものか見えるようにすることです。
名前をつける。見える化する。これらはよくわらかないものへの怖れを取り除き、それらに立ち向かっていくきっかけになります。
ライブドローイングをあたりまえに
コンフリクト・マネジメント。コンフリクト自体が起こらないようにする。仮に起こったとしても適切に認知する。解決方法を導きだせればよいのです。
従来の問題解決。そこでは相当な時間をいかけて他者とコミュニケーションをすることで解決していました。VUCAの時代とも言われています。白物家電、インターネット、AI等の普及。これにより大抵のことはこれら道具に任せることができるようになりました。逆に大量の情報を取り扱うことになりました。また可処分時間が増えた分、やれることの種類や時間も増えました。何らかの問題に出会う機会も増えました。一方、それに費やす時間も増えています。
時間をかけずに解りあえるライブドローイング
つまり解決方法は短時間で導きだせれば有利となります。ライブドローイングはこの部分の効率化。時間をかけずにお互いがわかりあえる。
ライブドローイングをあたりまえにする。これによりコンフリクトへの対応も効率化されると考えています。