グラレコに近いのは、a.油絵の画家、b.同時通訳、どちらか?
a.油絵の画家、b.同時通訳。グラフィックレコーディング、グラレコ。これをかくグラフィックレコーダー。どちらが近いと思いますか?
絵をかくから画家に近い訳ではない
グラレコ。絵をかくから画家近いは間違いです。特にライブドローイングで考えれば画家の能力。それは遠いと言わざるをえません。
グラレコに近いのは同時通訳
グラレコ。特にライブドローイングであれば近いのは同時通訳です。
同時通訳は英語を聴き、その内容に近い日本語を話します。聴きながら話す。
グラレコは話すがかくに代わったと考えます。音声言語を聴く。視覚言語。モジ、絵、図解などに置き換える。
何よりも同じこと。その時、その場、待ったなし。時間制約が厳しいということです。
自分のペースでかくのが絵画
絵画を書く。グラレコに比べると時間制約はそれほど大きくはありません。
油絵の場合。削り取る。塗り重ねる。これで書き直しもできます。
水彩画も、何なら気が済むまで最初からやり直せます、
一方のグラレコ。紙にマーカーであれば書き直しは困難。紙を上に貼る。その上にかきたす。しかし、話が進んでいる中でそんな余裕はないのです。
絵画とは異なるアプローチが必要
グラレコの能力を高める。そのための方法論は絵画のそれとは異なります。
もちろんクロッキー、デッサン、スケッチなど時間制約をあえて課すかきかたもあります。これはグラレコでも役にたちます。
一方、時間をかけてじっくり丁寧に美しい線をひく。これは害にもなりかねません。
絵が上手くなってからはじめたい。これもオススメしません。どちらかというと、速く、たくさんかく。それを繰り返して見た目を良くする。この順番が大事です。
楽しく楽に能力向上
適切なやり方で能力向上する。そうすることは可能です。一緒に学んでいきませんか。
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