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前方後円墳さん―ヒトはこれで描ききる

 これまで以下の様な記事を書きました。今回はこのシリーズの最後のヒトの描き方です。

ヒトの描き方―前方後円墳さん

前方後円墳さんは立体物

前方後円墳さん=球+円すい

 ヒトを描く時には前方後円墳さんを描きます。前方後円墳さんは、球と円すいの組み合わせです。
 アイソメ図の描き方でも述べましたが、図解は立体的に描くのが良いと思っています。理由は、文字情報と図解を直感的に区別できるようになるからです。
 前方後円墳さんの顔は球です。まゆ、目、口などは球に張り付いているように描くのがコツです。ではどうするのか。

顔の向きが変わってもシルエットは一緒

顔の向きが変わってもシルエットは一緒

 前方後円墳さんの眉、目、口、耳は球に張り付いている様に描きます。
 前方後円墳さんは立体です。球と円すいの組み合わせです。顔は360度好きな方向を向くことができます。また上下に±70度ぐらいは傾きます。しかし、その時にシルエットは変わりません。
 一般的に立体物は好きな向きで描こうとすると頭を使わなければなりません。しかし、私が提唱している楽描術ではできるだけ思考を使わずに描くことが大事。たくさんの量をこなすためには潜在意識を使い、無自覚な状況で描けるようになると良いと思っています。
 頭とボディのシルエットは変わらない。顔についているパーツの位置をカエルだけで好きな方向に向いている様に見えるのです。

まとめ

 まとめます。

  • 前方後円墳さんは球と円すいの組み合わせ

  • 球と円すいは360度どこから見ても同じシルエット

  • 眉、目、口、耳などを描く位置を工夫するとどの方向も向ける

  • 手を抜くのは楽に楽しく描くためである(潜在意識を使って無自覚な状況で描ける様にする)



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