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ルーヴル美術館に行く前に読んでほしい!「ルーヴル美術館が巡ってきた歴史」

パリに旅行に来たら必ず訪れる場所とも言える、
ルーヴル美術館は、世界で最も有名で訪問者数の多い美術館の一つです。
2018年と2019年には年間来館者数が約1000万人を記録しました。去年の2023年は約800万人だそうです。
現在の壮大な美術館、そのメインエントラスであるガラスのピラミッドはどの訪問者をも魅了します。
その起源はなんと、現在では想像もつかない要塞です。要塞がどのようにして世界で最も愛される美術館に変貌したのでしょうか。

現在「モナ・リザ」「サモトラケのニケ」「民衆を導く自由の女神」など、61万点以上の作品を所蔵しています(2023年時点)。

ルーヴル美術館は、単なる美術品の収集場所ではなく、フランスの文化と歴史が息づく場所でもあります。
ルーヴル美術館を訪れる前にこの記事を読んでいただくことで、その壮大なコレクションを堪能するだけでなく、ルーヴルが辿ってきた歴史や建築物の変遷、そしてそれに関わった歴史的人物に思いを馳せることで、より深い感動を得ることができると思います。

この記事では、ルーヴルが要塞として始まり、宮殿となり、美術館へと変貌する歴史を辿り、その背景や背後にいる歴史的人物についてご紹介します。


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