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今まで経験した各国トイレあれこれ

今月末に控えているトルコ・イスタンブール旅行ですが、行きたいものの最初躊躇した最大の理由は「トイレ」でした。

所謂「トルコ式トイレ」だと困っちゃうなぁ~という。

どうしろと?!

ワタシ、左股関節に人工関節が入っておりまして、こういう人は和式トイレが使えないのでござんすよ。

「お姉さん座り」が厳禁なので(人工関節の骨頭がポコッと脱臼しちゃう)・・・なんだろう、例えばB’zのダイナソーのMVの稲葉さんのようなスクワット式だったら大丈夫なのかな?

ほぼ180度開脚の上に見事な90度の角度のスクワット!これなら脱臼する角度とは反対側だからいける・・・

けど、これ、普通の人出来ないよね?!

稲葉さん、フツーにやっているけど

こんなトイレ話に持ち出してしまうなんて申し訳無いですが、まあちょっとこのお歌の空耳的な部分がトイレネタに通じるものも無くも無いかと←強引過ぎるだろう

(ていうか描いてて思ったけど、どこのパーツを描いても絵になるなこの御人)

結局色々調べた結果(ガイドさんに聞く・ツアーを申し込んだ旅行会社の担当さんに聞く・ヤフー知恵袋で聞く)、大都市イスタンブールであればむしろトルコ式のトイレの方が少なく、普通に西洋式のトイレが主流であるらしいということが分かり、旅行のGOサインを出すことにしました。

それ位トイレって私にとって重要!!

身体上の理由もですが・・・潔癖ではないのですが、まあ、余りに汚い状態のものはやはり苦手ですし、あと人よりもトイレに行く回数は多いと思うので、関わりが多くなるから気にもなってしまいます。

そう、私は 「お腹痛い族」 なので。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、トイレのことに関して色々調べているうちに今まで行った国のトイレ事情をまとめてみようと思い立ちました。
いつもとはちょっと毛色が違う内容ですけど、気になる方にはズキュンな内容かとw

①フランス

とかく評判の悪いフランスのトイレ事情ですが、私はそんなにひどいトイレに当たったことは無いです。
2013年の時点ですがルーブル美術館で鍵の無いトイレに当たったことはありますが、まあその程度。
紙が流せない、というトイレに当たったこともありません。
私が初めて行ったのは2009年ですが、その時から別に普通に流せました。

ただ街角で見かける箱型のトイレは使ったことがありません。
あれはねー、在仏期間の長いガイドさんも

「私もあれは使いたくないし、使ったことは無いわーあれを使う位ならカフェに入ってカフェオレ一杯分払った方がいいもの」

って仰っていました。

2013年に行った時より減ってしまって今は3カ所だけのようですが、トイレメーカーが運営しているPointWCという有料トイレは私的にお勧めです。
勿論お金が掛りますが、一人入る度にスタッフが綺麗にしているので本当に綺麗。トイレメーカーが売っているトイレグッズを見るのも面白いです。

トイレ設置場所:
Point WC シャンゼリゼ:ギャラリー「Elysées 26」内
住所:26 av des Champs-Elysées 8区

Point WC プランタン・オペラ:デパート「Printemps Haussmann」内
住所:64 bd Haussmann 9区

Point WC カルーゼル・ルーブル:ショッピングモール「Carrousel du Louvre」内
住所:99 rue de Rivoli 1区

②イタリア

イタリアはまずどこにでもビデがあるのに最初戸惑いました。
さすがにある程度予習をしていきましたので、そこで「しちゃう」ことは無かったのですが、見る度に「これねぇ・・・」という気持ちになりました。

ガイドさんに寄れば「私は足を洗ったり、靴下とか下着とか、それ位のを洗濯するのにちょうどいいんですよ」って話でしたが、自宅ならさておき、よその人が尻を洗った場所に足を漬けるのは少々抵抗がありますな。

これ、カトリックの国では多く供えられている・・・的な説明を受けたのですが何でかは聞かなかったー!!旅行中で頭がモーロ―としていたんだろうな・・・

公共のトイレに関しては、まあ日本のように数は無いですね。
なので美術館、博物館、カフェに行く度に絞り出しておく感じ。

便座は無いことが多いですが、2014年に行った時より2017年に行った時の方が状況は良くなっていた気がする。
あれ、もう最初から便座を含めた形のデザインにしちゃえばいいのにね。

ちなみに便座が無い場合、どうやっていたすかと言えば

空気椅子

しか無いですよねぇ。(字面が「人間椅子」みたいで好き)

これは確かに結構きつい。なので旅の前には大腿四頭筋を鍛えておくことが重要だと思います。ひと月前からスクワット必須。

えー筋肉無いから無理―!!という方は・・・そうですねぇ、まず便器のフチをトイレットペーパーで拭いた上で、持参のアルコールティッシュで拭き上げればまあ行けなくは無いかと。
便座にまたがることは止めた方が良いと思います。
万が一滑った時のダメージがひどすぎる。

ちなみに今までで一番「オエッ!!」となったトイレはイタリアの白亜の豪奢なボルゲーゼ美術館のトイレの一室でした。

この白亜の殿堂で・・・この白亜の殿堂で・・・


なんかねー個室内がP・グリーナウェイの世界になっていたの・・・

(敢えて言うと「コックと泥棒、その妻と愛人」っていう感じ・・・血と排泄物の・・・以下略)

③中国(四川省成都)

2019年7月、パンダファンだった頃に訪問しました。
(2022年2月、推しパンの永明さんの中国帰国を機に卒業)

まあ、これはかなり覚悟して行ったのですが、まず「ニーハオトイレ」は存在しませんでした。
成都は中国第四の大都市ですから、それ以降の都市になるとどうかは分かりませんが・・・

ただ想定外に和式が多くてびっくりしました。
こーんなオサレで今っぽいショッピングモールでも全部トイレは和式!

超綺麗でおしゃれなのに・・・トイレは和式!!

成都パンダセンターで入ったトイレも基本和式で、「誰でもトイレ」的なトイレだけが洋式でした。

あとトイレットペーパーは無い所が多かったかな。
一応水に溶けるタイプのティッシュは携帯した方がいいですね。

それと良くあったのが、

「流せ!ってか、拭け!!」

という状況・・・お分かりになりますかしら?

④ノルウェー

ここは当然ながらムンクの「叫び」を観に行ったのですが、なんということでしょう、「叫び」は展覧会の為、日本に行っていてありませんでした・・・という哀しい思い出のある国。

ここでは特にひどいトイレの印象は無いのですが、とにかく便座が高いんですよ。
ワタシ、167cmで、決して背が低い訳では無いはずですが、それでも足が床に付かないトイレに何度も遭遇しました。

どんだけ足長いのよ、北欧人

床に付かない位大したことない、って思うかもですが、けっこー問題があるんですよ、これが。

なんかね、踏ん張れないの。
足付いていないから当たり前っちゃ当たり前だけど。

⑥イギリス

私は新婚旅行がロンドンでした。
2004年5月に行ったのですが、その後劇的な進化を遂げたのはトイレットペーパーでは無いでしょうか?

2004年に行った時、「ケツが切れるんじゃねぇか?!」という位ハリッハリの、トレーシングペーパーみたいなトイレットペーパーに遭遇することが何度かありました。

もう揉んで揉んで柔らかくして使いましたけど、吸水力もあるのかないのか怪しい素材だったなー

もう今はそんな素材のペーパーに会うことは無いです。
劇的に進化した気がします。

⑦アメリカ・ハワイ

個人的に一番苦手なのがアメリカ圏のトイレなんですよねー。

そう、あの下30cm開いているやつ。
音もにおいも駄々洩れ~・・・隣も自分も、っていうのがどうにも落ち着かない。
アメリカ圏に旅行した最初の日、次の日位は出す気満々で行ってもいざ個室に入ったらあの下の開き具合に怖気づいて引っ込んじゃう感じです。
まあ翌日、翌々日位には慣れちゃうんだけど。

あといつも気になるのがもし何か見苦しいものを落っことしてしまったら隣から丸見え、というのも、まだ月のものが現役だった頃は不安でしたねー。

一度ギョッとしてしまったのは、ハワイの空港のトイレだったのですが、隣に入った人がいきなりオレンジ色のオールインワンを脱いで

まさに「オーマイガッ!!!」

床にベシャー!!

と脱ぎ落したのが見えた時です・・・うそでしょ?!

いくら街なかのトイレよりはマシとはいえ、トイレの床だよ?!


それ、また着るの?!
・・・ええ、着ていました。

いやもう本気で

「隣の席じゃありませんように!!」

って祈りましたよーーー幸い違いましたが、隣になった人、居るんですよね・・・うう、きっついわ。

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パッと思いつく印象的な各国のトイレのお話でしたが・・・なんかもう結構えげつないことを書いているなーとちょっと反省しちゃう。

でもトイレ行かない人なんていないしね、少しでも参考になればよいのですが~

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