【廃校教育CAMP】再会と新たな出発
2023年11月11日、12日
私の人生が変わったイベントに参加した。
教育に想いのある50人が千葉県成田市にある廃校集まり、一泊二日で「教育」について語り合うイベント
noteを読んでくれている、廃校教育キャンプ参加者の皆様
盛大に突っ込んでください。「書くのおせーよ!!」
このnoteを今後、人生に立ち止まったり、悩んだりしたときに立ち返ることのできるページにしたい。
前回のキャンプに参加した時より自分が前進をしているかを確かめるため、この気持ち忘れず、綴っておきます。(「こういうのは終わってからすぐ書くものだから、もっと早く書けや」)
次回、6月の廃校教育キャンプの参加に向けて、今、気持ちが再燃しているところです🔥
想いが溢れて、文章が長くなっちゃいますが、気ままにお付き合いください。
参加した経緯
私は、元々教員になるのが夢だった。
そこから、色々な葛藤を経て、上京を決意し、数年、教育業界で働いていた。
▼上京物語はこちらからご覧ください。
▼私が教員にならなかった理由
社会人になって、おそらく人並み以上に辛い経験をしてきた。
キャンプに参加する1年半前、自分の中で何かがはじけて、職場で身体が動かなくなった。(社会人になって2度目の適応障害)
そこから、しばらく教育(の仕事)から離れていた。
だけど、就いたお仕事の適正が合っていないと感じていて、仕事も身が入らない。何も応えることができず、人間関係にも悩んでいた。
今までなら…
「教育に熱い想いを持っている人」「人と向き合うことが大好きな人」が私の周囲にたくさんいた。
もちろん、私がいた世界がマイノリティ。
他業界で働いた経験もあるから、それもよく分かってる。
別にそこに対して、善し悪しを比較をすることでもない。
でも...私にとって「教育」は、行動力の源泉であり、
出逢うべき人に出逢うことのできる磁石みたいなものだと思っている。
「廃校教育キャンプ」は、Facebookを通して知った。
意識しなくとも、毎日「教育関係」のニュースを観ているから、自然と投稿が流れてきた。
そこには私がずっと会いたかった方がゲストとして来てくださるらしい。
駆り立てられるかのように、気づいたら申し込みをして、このイベントに来ていた。
何かを変えたくて。
事前MTG
チーム名をつけてみんなでオンラインで集まることに。
運営メンバーの真央君、みきちゃん、薫ちゃん3人もそろって来てくれていた。
さんたくん、ほーりー、ずっきーチームのメンバーが自己紹介をしてくれた。
みんな住む場所もやってることも違うけど、「教育」で繋がることができてワクワクした。
私が、教育にかける想い・思い続けている夢を綴った「Notion」を運営メンバーとチームメンバーに見せた。
いつか「教育現場と社会をつなぐ架け橋になるような事業に携わりたい」こと。そして、キャンプのゲストである「LX Designの金谷さん」は私の憧れの人であることも伝えた。
▼私の自己紹介はこちらから
すると真央君が、
「もうこのNotion見られただけで、ものすごい良い時間だったわ。なんか、何とかしてあげたくなった。」
偶然にも同い年の真央君と知り合った。
私と似ているものがいろいろあって強く親近感を覚えた。
振り返れば、真央君は出会うべくして出会う人だったと思う。
キャンプ当日
成田空港の前のバス停
早々と集まっている人達を見て、
「なんか・・・若いな。」というのが率直な感想。
毎度、末っ子キャラの私には異空間でした。
(「もう20代後半なんだから、いい加減末っ子キャラは卒業しろよ」という突込みは受け付けません。)
~廃校教育キャンプのルール~
移動中のバスの中から、みんなと対等に話ができてとても楽しかった。
教育に対して、かなり知見のある人もいて、私の負けず嫌いが発動。もっと勉強したいなって思えた。
憩いの時間
懐かしさ溢れる教室、体育館。
キャンプでは真央君、薫ちゃん、みきちゃんの3人が運営メンバーとして様々なワークショップや交流ができるようにしてくれた。
率直にすごく居心地がよかった。
今ここで載せている写真も運営メンバーの人がほとんど撮影してくれていて、自然な表情で、今見返しても、半年前の時間に戻れるような写真がいっぱい。
「理想の学校」とは
私にとって思い出深いワークショップ
いくつか教育にまつわるキーワードを選び、
理想の学校を模造紙を使って表現。
新潟で高校の先生をしているちーさんとLXデザインの金谷さんの3人でワークショップを行った。
グループ決めの時に、真央君が図らってくれて、私と金谷さんが同じグループになるように引き合わせてくれた。本当にありがとう。
金谷さんのことは、キャンプに来る3〜4年前から知っていた。
前職で学校営業をしていた頃、富山県の高校の先生からご紹介いただいて、金谷さんと知り合い、一度だけだが、お話をしていた。
私の夢のまた夢を追いかけている
憧れの人
いつか金谷さんと一緒にお仕事をするのが私の夢
そのことを伝えると、「また会えて良かった」と言って笑ってくださり、それだけでキャンプに来て良かったと心から思えた。
ひとしきり対話をした後、
ちーさんが、いきなり絵具を広げ始めた。
私「え、なになに?焦」
戸惑いながらも、真っ白だった模造紙に、色が広がる様子をみて、
ちーさんの突発的で独創的な感じがすごく良いなと感じた。
作品が完成した後、
私「金谷さん、連絡先教えてください!」
金谷さん「おー良いよ」
私がスマホを取り出し、操作をしてたところ、
誰かが私に声をかけた。
意識が逸れて、すぐに戻せなかった。
あれ?何しようとしてたっけ...
その瞬間
金谷さん「はしもっちゃんは『生きづらさ』を持ってるね。」
私「・・・」
金谷さん「僕はね、教員時代にたくさんの子どもを見てきたから分かるよ。
それと僕も一緒だから。ホント辛いよねぇ。」
誓い
理想の学校について語るワークショップが終わり、みんなで意見や感想を話していた時
金谷さんとの出来事、これまで私がずっと抱えていた「生きづらさ」を思い出して、気付いたら、大粒の涙がこぼれていた。
しばらく涙が止まらなかった。
社会人になって、ずっとずっと苦しかった…
何でみんなと同じようにできないんだろうって。
ただみんなと楽しく働きたいだけなのに…
何でこんなに「生きづらい」んだろう。
着々とキャリアを積んでいく同年代に先を越されているような気がして、
自分よりずっと年下の子たちの方が、やりたいことに真っすぐで純粋な想いを持っているような気がして、
私はもう、その想いすら無くしてしまっているんじゃないかな…と。
優先順位付けるのも下手だし、人より何かするのはワンテンポ遅れるし、気づいたら周囲の言葉に振り回されて、自分が見えなくなることもある。
「大人にならないといけないはずなのに、自分の歩む道も決められない、どうしようもない奴だな…」と。
でも、これだけは言える。
私…やっぱり…「教育の仕事がしたい」
「教育」への想い、みんなの夢、私の夢。
みんなの真っすぐな気持ちに何度も心を打たれました。
自分の気持ちに素直に向き合えた。
自信が持てなくて、それでも私の言葉で伝えたくって。
皆が真っすぐな目でこちらを向いて、言葉を真摯に受け止めてくれた。
本当にありがとう。
もう何も揺るがない自分がいたんだなって気づきました。
廃校教育キャンプが終わってからも、
金谷さんとイベントで再会したり、キャンプで知り合った仲間と新しいコミュニティを立ち上げたりした。
このキャンプをきっかけにして、止まっていた時間がまた動き始めた気がした。
新たな出逢いの中で、自分の大切な軸が見えてきて、私が進みたい道、進むべき道が見えてきました。
私の人生がまた一つ動きました。
ありがとう。
みんなにまた会いたいです。