失敗しないカルボナーラの作り方【コツは温度の調節方法にあった!】
まずは今回私が作ったカルボナーラ、イタリア人から見ても「カルボナーラ」だと認識してくれるのか試してからnoteを書いてみようと
HELLO TALKの恋人w、 イタリアはローマ在住の彼にいきなり写真を送り付けてこんな質問をしてみました。
「このスパゲティの名前は?」
果たしてイタリア人に「カルボナーラ」だと答えてもらえるのか?!
彼「La pasta é alla carbonara」
カルボナーラです。
おっっ〜〜~ (安堵の声)
どうして聞いたのかも不思議がらず、「カルボナーラ」と黙って答えるのもなんか笑えたけど、カルボナーラだと認識してくれた。
しかし、なぜこんなことをイタリア人の彼に聞いてみたかったのか?
それは、
私がイタリア料理だと思っている料理を、「日本料理ですか?」と スッパリ斬りつけられるからです。笑
ということでぇぇぇ、
今回作ったカルボナーラは、イタリア人から認定済みwと勝手に自信を持って本題に入りたいと思います!
・・・
カルボナーラをうまく作るには温度調節が重要
前回、本を参考にカルボナーラを作ったはいいけど、卵に火が入り過ぎるのを恐れるあまり、あまりうまくいきませんでした。
そのことを、▲ noteで発言すると、生パスタの巨匠、PATAさんより目からウロコのこんなコメントを頂きました!
ローマのシェフは、茹でた鍋の上で、湯気で温めながらやってて、これ真似したら、そんなに難しくなくなりました。
湯気で....!? 温めながら...!?
私にとっては革命的でした。
カルボナーラの最大の難関は温度です!
これを聞いて一瞬にして実験心がメラメラと湧き出てきました。
残りあと1回分のベーコンをこのカルボナーラで勝負します!
よーし!
鉄は熱いうちに打て!
ということで、
カルボナーラ、再チャレンジ!
卵の火入れが非常にムズいカルボナーラですが、PATA伝授「湯気の術」でやってみる。
❶ボウルに卵とペコリーノチーズを入れて用意する。
❷茹で上がったパスタをこのボウルにいれる。
❸パスタを茹でたお鍋から立ち上る湯気の上でボウルを混ぜ合わせる。
ゆっくりではありますが、すこしずつ卵が麺に絡んでいきます。
ポイントは、目を皿のようにして、混ぜながらパスタの変化の様子を真剣に観察することです。
サラサラからトロミとツヤが出てきたらお皿に盛り付けて出来上がりです。
この熱の入れ方さえマスターできれば、もう攻略したも同然と言っても良いと思っています。
材料や作り方はこちらの書籍「ディープ・パスタ」を参考にしています。
ホンモノはもっとクリーミーですが...♪( ´θ`)
プロ中のプロだし、写真の技術もプロだしね。ってことで。
人生初と言っていいぐらいカルボナーラの火入れ具合に成功!
パチパチ👏
なんて嬉しんんだろう!
できなくなることが増える中
50を過ぎて出来ることの喜びよ!
▼前日に作ったカルボナーラ。
お皿に汁気が....!OMG
見た目的にも、その差は歴然! お皿の下に液体が。
・・・
イタリアのカルボナーラはクリームは入れない
「カルボナーラ」のレシピを検索してみると、ほとんどの場合が生クリームや牛乳が使われています。
クリームを入れれば、クリーミーになります!
私も今まで、確実にクリーミーになるようクリームを少量使っていました。
しかし、今回私が目指したのは「ディープ・パスタ」に載っているカルボナーラのレシピです。
こちらのカルボナーラレシピでは、クリームは使いません。
どれもこれもハイレベルで難易度は高めですが本格的に極めたーい!という方はぜひ ^^
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カルボナーラの材料は以下の通りです。
パスタ 80g
グアンチャーレ(豚のホホ肉の塩漬け)25g
全卵1個
白ワイン 15cc
ブロード・ディ・カルネ 25cc
ペコリーノ・チーズ 10g
パルミジャーノ・チーズ 10g
黒粒こしょう
イタリアンパセリ
※ブロード・ディ・カルネはお肉の出汁です。
▼ 湯気で温度調節する工程以外はこちらで。
.....とういうことで、ベーコンの使い道の最終回でした。
最後までありがとうございました('ω')ノ