【停電対策】地震や台風で停電したときにやること20選。
これは先日、福島県沖で13日に起きたマグニチュード(M)7・3の地震にも当てはまる記事になっています。
「停電」について昨年の台風から得た教訓をもとに記事を作成しました。
それでは、ご覧ください。
昨年も台風が日本列島に猛威をふるいました。
日本本島では初となる、特別警報級の台風になる危険性があった台風10号。
特別警報は発令されなかったが、死者を出すなど、また、離れた地域でも大雨や落雷が発生するなど広範囲で影響がありました。
台風による影響として「暴風」「土砂災害」「低い土地の浸水」「河川の増水」「河川の氾濫」「うねりを伴った高波」「高潮」があります。
特に暴風、高潮が台風の特徴と言えます。
その暴風により、今年も電柱が倒れたり、倒れた木が電線に引っ掛かり電線を切る被害が発生しました。
そうなると、私たちに影響がある「停電」に繋がります。
今までの災害では、停電つまり電気の復旧は、水道、ガスに比べて一番早かった。阪神淡路大震災や、東日本大震災の時の復旧日数を比べてみると
阪神淡路大震災「電気 2日 」 東日本大震災「電気6日」
阪神淡路大震災「水道 37日」 東日本大震災「水道24日」
阪神淡路大震災「ガス 61日」 東日本大震災「ガス34日」
東日本大震災でも6日には電気は復旧しています!
なので、停電は心配しなくて大丈夫・・・
とは言い切れません!
近年、停電の長期化、気候変動による停電での熱中症が危ぶまれています!
令和元年9月5日に発生した「台風15号」の被害特徴は、発電所と送電線がやられてしまったことにより、停電が2週間続いた長期停電でした。
もう少し調べていくと・・・
千葉市の都市は、早急に停電が復旧したり、そもそも停電していなかったりしています。
これは、どういうことでしょうか?
停電の復旧が長期化した理由が他にあるのでは?と思いました。
結論からいうと、他の要因・・・それは、時代の流れです。
「都市集中型」「過疎化」「人口減少」「老朽化」
今回の千葉市郊外で明るみに出たと言えます。
配電線の老朽化により多くの電線が倒れ、過疎化により郊外には高齢者の割合が多く、さらに人口減少により復旧対応する人手が不足するという内容です。
都市集中型の流れは止まりません。
特に田舎で今後も同じようなことが起こる可能性が高いです
では、私たちはどうしたら良いでしょうか?
長期停電に備える
停電の備えとして、大きく2つあります。
1.電気を自分で確保する備え
2.停電しても復旧まで持ちこたえる備え
1.電気を自分で確保する備え
・発電機
・ポータブル電源
・太陽光発電
・電気自動車
【発電機】
今や一家に一台のアイテムになりそうな発電機。
家族が多い家庭や停電中もストレスなく生活したい家庭は、発電機を検討してみてはいかがですか?
今は、燃料がガソリンやカセットガスボンベで発電するものもあるので、使いやすくなっています。
しかし、一つ注意点があります!
発電機を室内で使用するのは避けましょう!
室内での使用により一酸化中毒になり事故も発生しています。換気の良い場所で使用する事をお願いします。
【ポータブル電源】
発電機とは異なり、ポータブル電源は蓄電池になります。
使い方は「台風が近づいてきたら、充電して備える」
キャンプなどのアウトドアで電源が無い場所でも、電気を供給できるとして人気のアイテムです。
さらに、2020年の今年に世界初となる「防水ポータブル電源」がLACITA(ラ・チタ)から発売されました。
雨の日でも、湿度が高い場所でも使用できる電源なんて夢のような商品です。
【太陽光発電】
オール電化、太陽光発電システムによる蓄電が家々で進んでいます。
電気が供給されな停電時でも、晴れれば発電できて電気が使える!太陽光発電は、最先端の防災と言えるでしょう。
太陽光発電を考えたいけど、どこに注文すれば良いか分からない。金額が高そう。などの意見があると思うので、一回、見積りを取り参考にしてみる手もあります。
【電気自動車】
令和元年9月5日に発生した「台風15号」では、停電が長期化する中、日産電気自動車リーフが大活躍しました。
電気自動車が蓄電池としての使用ができる、つまり、自動車が電源になる時代が近いのかもしれません!
2.停電しても復旧まで持ちこたえる備え
停電したときに備えることは
・エアコンが使えなくて、夏場は熱中症になる対策 7つ
・冷蔵庫の食材がダメになる対策 5つ
・充電できるものは、フル充電にしておく
・電池を備蓄しておく
・防災用ラジオの備蓄
・防災用ライトの備蓄
【エアコンが使えなくて、夏場は熱中症になる対策 7つ】
・冷蔵庫に冷えピタを常備しておく
・冷凍庫に保冷剤を入れておく
・ペットボトルに水を入れて凍らせておく
※水は凍らせておけば、溶かせば非常用の水として使えます。
※2Lのペットボトルが凍るまでに2日はかかるので、台風が来る2日前から用意しておくこと。
・冷凍庫に水に濡らしたタオルを入れておく
・氷枕で寝る
・自動車のガソリンを満タンにしておく
※暑くて寝れないときや、昼間の暑さに耐えれないときは車の中でエアコンを使って過ごしましょう。
ここで、エコノミー症候群にならないように定期的に運動することを忘れずに。
・電池で動く扇風機を用意しておく
これらで、夏場の熱帯夜でもなんとかしのげることができます。
【冷蔵庫の食材がダメになる対策 5つ】
・冷蔵庫は極力開けない
・傷みやすい食材から食べる
・冷蔵庫は冷気がまわるように、中身は少ないほうが良い
・冷凍庫は保冷力を長持ちさせるため、パンパンに詰めて入れた方が良い
・冷凍庫の保冷剤やペットボトルを凍らせたものを、冷蔵庫の上段に入れる
※冷気は下におりるから、上段におくこと
【充電できるものは、フル充電にしておく】
台風が他の災害と違うのが、事前に来る日時が予測できるという点です。
それを利用して、事前の準備を万端にしておきましょう。
携帯の充電は、フル満タンにしておいて、携帯充電バッテリーを防災グッズとして備蓄して、これもフル満タンにしておきましょう。
【電池を備蓄しておく】
電源が使えないとなると、乾電池で動くものに頼るしかありません。
防災用として、一定数の乾電池は備蓄しておきましょう。
使用する乾電池は、出来るだけ長持ちするものが良いです。
【防災用ラジオの備蓄】
災害時の情報は最優先に取りに行きましょう。
人は、目に見えないものや想像できないもの、判断できないものにより恐怖を覚える動物です。
水かさが上がった川を見に行き、事故にあう報告が無くならないのも「目に見えないものや想像でしか判断できないものにより恐怖」を、自分の目で確かめるための行動を取ってしまっています。
ラジオから情報を入れることで、想像できないものが想像することが出来るので事故に遭う確率も下げることに繋がります。
【防災用ライトの備蓄】
光があれば、人は安心します。
長時間使用できるLEDライトの備蓄をしましょう。
まとめ
長期停電に備える対策として
1.電気を自分で確保する備え
・発電機
・ポータブル電源
・太陽光発電
・電気自動車
2.停電しても復旧まで持ちこたえる備え
・エアコンが使えなくて、夏場は熱中症になる対策 7つ
・冷蔵庫の食材がダメになる対策 5つ
・充電できるものは、フル充電にしておく
・電池を備蓄しておく
・防災用ラジオの備蓄
・防災用ライトの備蓄
ここまで、停電のことを想定して準備しておけば、あとはどれだけ長期戦になるかだけです。
長期戦になれば、気持ちの持ちようも重要になってきます。
諦めることなく、耐え抜きましょう!
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