世の中の断絶を均したい
おはようございます、今日は夜明けの投稿でございます。外が曇っているのであまり煌びやかな朝を感じられないのが残念です。
さて、そんな夜明けとともに本日は自分がものを書いている理由を一つ添えてみようかなと思います。タイトルにもありますが、世の中の断絶を均したいという想いについて書いていこうと思います。
■ 断絶はどこにでもある
「お前に何が分かるんだ!」というドラマのセリフを皆さんお聞きになったことがありますでしょうか。端的にいうと、そのような状況をなくしていきたいなというのが自分の想いです。
人それぞれ生きていれば苦労というものは必ずあるわけで、その境遇をお互いに理解し合えないことによって問題が解決しないことってありますよね。
幸せを感じている人は、幸せになるために裏でしている凄まじい努力や、幸せでに見えるからこそ他人から壁を作られ孤独を感じてしまうという苦労を、幸せを感じていない人から理解してもらうことが難しいことがあります。
逆に幸せを感じていない人は、自らに課された不条理や不平等を観念や思い込みの類いだと一蹴されることによって、幸せを感じている人から理解してもらえないことがあります。
そして、そのすれ違いというのは、自分が気づいていないだけで常日頃から生じうるものであるのです。ゆえに断絶は恐らく人間が2人以上存在する限りどこにでもあり得るものだと考えています。
■ 断絶の功罪
そもそも断絶があるのは悪いことなのでしょうか、ちょっと考えてみました。結論としては、断絶は完全になくなるものではないかつ、断絶があったとしても世の中は機能するため悪いことであるとは呼べないでしょう。
むしろ、あまりにも違いすぎる個人同士がわかり合おうとすると両者に凄まじいストレスがかかると自分は感じているので、断絶が存在することは必然であるとも考えいます。
断絶が問題とされるのは、断絶を産み続けた個人がその断絶に気づかず、完全に孤立してしまう場合があるということであると考えています。
孤立してしまった個人はもはや自分自身を客観的に見る術がなくなります。すなわち現実的な問題を解決する術を失うことになるため、かなりまずい状況に陥ることがあります。なので、断絶を均すという行為には一定意義があると考えております。
■ なぜ断絶を均したいのか
自分自身が今までの人生で他者との断絶に悩み、また自分が孤立していると感じる状況に陥ったことがあるからです。
中学校の頃は特に悩みました。お世辞にも治安が良いとは言えない中学校に通っていましたが、自分は本気で向き合う前に人を見限ることを良しとしなかったため、友達とはかなり向き合って来た方だと思います。同じような地域に住みながらも、こんなに家庭の状況や周囲の環境、心理状態が異なってくるものなのかと愕然とした記憶があります。
余談ですが、中学校の先生って本当に大変だろうなあ…。中学校で、部活動や普段の指導を通して、生徒と本気で向き合っている先生を本当に心から尊敬しています。よほどの使命感がないと務まらない、立派な職業だと思っています。
逆に自分が孤立を感じるというタイミングもありました。
頑張り過ぎてその頑張りによって得られる社会的成果を出すことが自分の中で当たり前となることで、頑張らない人を理解できなくなったこともありました。
また、責任感が強くて人に相談できなくなったり、相対的にいい子のポジションにいたが故に自分のダメな部分を認め辛かったりなど…無限にかけそうなので一旦やめます笑
特に自分は内省傾向が強いようなので、勝手に思い込みを激しくして断絶を生んでいないかはよく注意をしています。余談ですが、そう考えるとその思い込みを排除して社会(現実)との接点となってくれる会社って素敵な場所ですね。その観点からも、会社で成果を出すことには意義を感じます。
話を戻します。上記のように断絶を経験してきましたが、本当の意味で断絶が解消された時にお互いに不幸になったことはありませんでした。わかり合うというのは難しいことではあるし、分かり合うことだけが全てではないとも思いますが、割と良いものです笑
■ どうやって断絶をなくすのか
断絶を無くすのって難しいんですよ。でも、僕は書くことによってそれに挑んでいきたいなあと思います。
普段の仕事では顕在化した課題を扱っていますが、このようなそもそもの内在的な課題を解消する手段というのは限られているように思います。
断絶の解消には相手の主観を引き出すことが大事になりますので、一対一で話すか文章を読んで頂くかが主な接点になると思っています。より広く、この根深い課題を解決していくには "書く" という行為は一役買ってくれるのではないかなあと思います。文章って、感情移入したり集中できたりしますしね。
私の文章を普段読んでくれている人皆が、私に対していFBをくれるわけではありません。届いているのか、そうでないのかがわからなくなることもよくあります。それでも、この想いが消えない限りは書き続けていこうと思います。
■ 前を向いて本気で進む
何度も言いますが、断絶は完全にはなくなりませんし無くすことは難しいです。それでも、自分の文章の力によって少しでもそれをなくそうとしている人がいることが1人でも多くの人に届けばいいなとは思っています。
まずは、自分の幸せがある方向をまっすぐ直視するだけでいいと思います。それだけで本当に十分です。理想と現実を照らし合わせて、こっちに進みたいなと思った方向に歩いていけば良いと思います。それができれば、後ろに下がることはありませんし、何より周りの人が助けてくれるはずです。その勇気だけは持って欲しい、そう切に願うばかりでございます。
そして、自分自身も常に前を向いているか、本気で進めているかは問い続けようと思います。理想をもち、現実に起こっている事象をまっすぐ直視できているか。人の内面で煮えたぎる気持ちをまっすぐ理解しようとしているか。
そうやって進んでいければ、あとで必ず良い思い出となってくれると信じています。過去を振り返れば、大体喜怒哀楽に紐ついた記憶しか残っていません。所詮そんなものです。
良いことも悪いこともたくさん拾い集めて、これからも豊かな人生を送っていきたいです。
…あー、またエモい文章を書いてしまったw
この新たな黒歴史の1ページも、10年後に笑いながら読み返すとしましょう。