#121 道中
VOLOJZA(ボロジャザ)という名前でラップをしたり、ビートを作ったり、アートワークをやったり、映像やったりしています。諸々メモがわりに書いて行こうと思います。
車で遠征する際は渋滞が懸念されるため大分時間に余裕を持って待ち合わせをして目的地に出発する。
朝の5時半に金町集合で目的地のヴィレッジ白州までは3時間ほど順調にいけば9時すぎには到着。
道中、幸いにも全く渋滞に巻き込まれず談合坂のサービスエリアで朝食をとることに。すき家もあるということで大体五百円前後の予算感でフードコートの電光掲示板のメニューなどを眺めていたら、かけうどん一杯九百円、すき家のサービスエリア限定メニュー千円越え。五百円前後の予算感でいたので大分高いなと感じ結果フードトラックの一つ三百三十円の焼きおにぎりを渋々二つ購入。昨今の物価高騰でやむを得ずなのだろうとおもっていたが店内に改めて入って散策していたら普通に百円代のおにぎりも売っていてこれはやらかしたと後悔。行動経済学のメソッドにまんまとやられてしまった。
竹内が煙草を吸っている間、無料の暖かい煎茶を飲みながら、自らの失態を若干引き摺りつつ、このまま早く着いてもやる事も特にないし、前から観たかった映画「ルックバック」を観に行くのもありだと思いつく。否、行く前から道中、順調ならとぼんやりとはあった案ではあった。
視界一面に広がる水田を通り抜けグッドデザイン賞のコンクリートの打ちっ放しの分譲住宅を右に曲がるとイオン甲府昭和はあった。イオンといえばJeva君の名曲イオンが頭の中で当然流れているし甲府昭和イオンがJeva君の街のイオンではないが「おらが街にもできたぜイオン」という彼のリリックの説得力を増すには充分なロケーションだった。
ルックバックは既に漫画で読んでいて内容を知っていたので原作の衝撃とかそういう物は超えられないだろうと思ったが想像以上に感動してしまい中盤あたりから泣いてしまった。(これは内容を知っているから余計にというのはあるかも。)
道中、女優の河合優美が如何に凄いかを竹内に熱弁していたので(ドラマ、不適切にもほどがあるはクドカンのよくも悪くも軽くなりすぎる部分を彼女の存在感で安定させてるのではないか?みたいな話を最近始まったクドカンのテレビドラマ「新宿野戦病院」やNetflix「離婚しようよ」を観た上で「不適切にもほどがある」には彼女がいることでいい具合の重さが担保されていてちょけていてもちゃんと重さがあるから自分は一層はまれたんじゃないか?みたいな(今思えば、「あまちゃん」も のんex能年玲奈の磁場が相当あった気がする。)それは最近始まったNHKのドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」にも通ずるがこれまた非常に難しい役を凄い説得力で演じている。最近、読んでいる金井美恵子の小説もほとんど河合優美で再生されてるしとにかく凄い女優さんだなと。)主人公の声を河合優美がやっているのをエンドロールで確認してさらに驚きと畏怖の念を強めた。Awsome…
読んでいただきありがとうございました