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近年『アニマルセラピー』という言葉が聞かれるようになり、その効果に注目が集まっています。
海外でのアニマルセラピーの歴史は古く、なんと公的な医療(治療)として認められている事例もあるとか。
日本でも、「セラピー犬(Therapy dog)」の存在が認知されてきており、その専門家を育成する学校なども増え、注目を浴びています。
また、殺処分寸前の犬を引き取り訓練し、障がい者施設や介護施設、がんホスピス等を訪問する「動物介在療法」という考え方もあり、まさに『命をつなぐ支援』として期待されています。
アニマルセラピーに使われる動物は、犬や馬、うさぎ、イルカなどが有名。
特に人間との絆を感じやすい、犬や馬とのふれあいには「オキシトシン」や「コルチゾール」といったホルモンが関わっているようで、人と動物双方に良い影響があるとのこと。
例えば、うつ病や認知症、病気や障がいにより言語コミュニケーションが困難な方や、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を持つ方などへの治療効果も、今後の研究次第で明らかになっていくことでしょう。
一方、ペットブームの影響で不幸な動物も増えています。
悪質ブリーダーや、無責任な飼い主のせいで、安易に捨てるなど、生態系を壊したり、尊い命が犠牲となる構図は一刻も早く撲滅すべき。
子どものためにと飼ったはいいが、実はアレルギーであったとか、引っ越し先で飼えなくなったなど、人間の勝手で奪われる命が後を絶ちません。
当たり前だが動物だってケガや病気になる。最後まで看取る責任は大きい。
『癒しになるから』と、安易に迎えてはいけない。
そういった意味でも、日本も早く、海外のように、治療法や資格等の制度設計が充実することを願ってやみません。
余談だが、御殿場市には乗馬クラブが多く存在するため、ホースセラピーを普及できないか、今後検討してみたいですね。
馬を身近に感じ、癒されたい方、募集です♡