太古の火山活動による熱でつくるドライ野菜【秋田県・小安峡】
秋田県の南に位置する湯沢市には「小安峡」という峡谷があります。
皆瀬川の流れによって深く刻まれた谷では、春の新緑、秋の紅葉、冬の積雪と、四季折々の美しい姿を見ることができます。
小安峡の魅力はそれだけではありません!
峡谷の断面からは熱い蒸気が噴き出しており、こちらは「小安峡 大噴霧」と呼ばれています。
何故、ここから熱い蒸気が噴き出しているのでしょうか?
それには、火山が関わっています。
小安峡の近くには、数千年前に火山活動をしていた「神室山」があります。周辺には、火山活動による地熱が今も残っているそうです。
小安峡の近くにある「産地直売所 あぐり館」では、地熱を利用して乾燥させるドライ野菜が販売されています。
近くには、地熱を利用した乾燥機がある「皆瀬地熱利用農産加工所」があります。周辺に住む農家の方々は、ここで野菜や果物、山菜などを乾燥させているそうです。
私はスイカが大好物なのでドライスイカ買ってみましたが、甘さが凝縮されていて美味しかったです。
ぜひ、太古の火山熱を視覚と味覚、ダブルで感じに行ってみてください!