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声が変わると世界が変わる――特殊発声法との出会い

「こんな声が、自分の中にあったなんて!」

この言葉を聞くと、僕は毎回嬉しくなる。
特殊発声コーチとして活動する中で、これまで数百人の声を聴いてきた。
人の声は、自分でも気づかない可能性を秘めている。そして、それが開いた瞬間、その人の世界は一変する。


ある日、30代のシンガーAさんが僕の元を訪れた。
「高音が出ない」「表現力が平坦だ」と悩み、伸び悩んでいたそうだ。
僕は彼女に、こう伝えた。

「世界中の発声法を知ると、あなたの声は必ず変わりますよ。」

彼女は半信半疑だった。
「世界中の発声法…?なんですか、それ?」

そこで僕が紹介したのは――

  • トゥバのホーメイ(喉歌)

  • モンゴルの喉リンべ

  • スイスのヨーデル

  • イランのタハリール唱法

  • ゴスペルのシャウト

普通の声の「外側」に広がる、無限の発声の世界だ。

「私にできるんでしょうか?」と不安げな彼女に、僕は答えた。

「誰にでもできるんです。正しい方法を学べば、必ず声は応えてくれます。」


“声の限界”を超えた瞬間

体験クラスでは、まず喉をゆるめ、体を声の楽器として感じることから始める。
「えっ、こんな低い音が出るんですか?」
「これは歌なの?…いや、でも楽しい!」

Aさんも驚きながら、少しずつ声が変わり始めた。
特に「ホーメイ」に挑戦した時――
「ああぁぁーーー」
と、これまで聞いたことのない低く唸るような声が彼女の喉から響いた。

彼女の目が見開かれた。
「なんだろう、これ…!すごい、楽しい…!」

「これが、あなたの声の新しい可能性です。」


なぜ特殊発声法が必要なのか?

「ただ歌が上手くなりたい」――それなら普通のボイストレーニングで十分かもしれない。
しかし、表現者として「個性」と「深み」を追求したいなら、特殊発声法は必須だ。

世界の伝統発声法は、
声を自然の一部として響かせ、聴く人の心に深く残る力がある。

僕自身も特殊発声を学ぶことで、
「自分の声が楽器である」
という感覚を初めて理解した。


あなたの声を、自由にしよう――体験クラス開催

この度、特殊発声を学ぶ 3ヶ月集中コース「TEN-RAI」 の体験クラスを開催することになった。

  • 日時:追加しました!

  • 場所:ZOOM

  • 内容:ホーメイ、シャウトなど、特殊発声の基礎を体験

「表現力を広げたい」「自分の声の限界を超えたい」という方に、ぜひ一度来てほしい。

あなたの中に眠る声が、目を覚ます瞬間を体験してほしい。

詳細・お申し込みはこちら👇
🔗 https://resast.jp/page/consecutive_events/4640


まとめ:声の可能性を解放する、TEN-RAI

「声が変わると、世界が変わる」――これは決して大げさな言葉ではない。
特殊発声法は、ただ技術を教えるだけでなく、あなた自身の表現力を解き放つ。

Aさんは3ヶ月後、堂々とした姿でオープンマイクに立ち、圧巻のパフォーマンスを見せた。
「声って、こんなに自由なんですね」と涙ぐむ彼女を見て、僕も心から感動した。

次は、あなたの番です。
新しい声に出会い、新しい世界を広げましょう。

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