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キアヌリーブス主演の『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』のホーミーについて簡単に解説

先日、ホーミーが使われていると聞いて
キアヌリーブス主演の『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』
をアップリンク渋谷
で観てきた。

公式サイト   
https://phantom-film.com/billandted/

ので、劇中のホーミーについて簡単に解説します

劇中のホーミーが出てくる回数と種類

ホーミーが出てくるのは1回。
冒頭のシーンだけ。

そして予告編でそのシーンが見れる
https://youtu.be/17RJ5bBdUMw?t=12

使われているのはトゥバの「ホーメイのカルグラ」。
結構ちゃんとしている。
(ただ、本場トゥバのカルグラとは若干ニュアンスが違う感じ)

その直後に、娘役が「喉歌」「ホーメイ」を使ったセリフを言う。(!)

"Billie: “Uncle Bill, the throat singing, it was a whole new level of eloquence. Some serious buga khoomei.”

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誰がやってるのか調べた

もしかしてビル役の俳優アレックスウィンターが本当にやっているのか調べてみたところ、映画のために喉歌のレッスンを受けていたことをFBで書いていた!
https://facebook.com/AlexWinterPage/posts/3151766368205247

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ただ、実際には彼の喉歌の先生のalex glenfield 氏が映画では実演したそうだ。
https://comicbookmovie.com/sci-fi/bill-ted-face-the-music-exclusive-interview-with-star-alex-winter-about-the-sequels-long-journey-a178552#gs.so5lnr

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alex glenfield は、アメリカ(NY州)に住む白人の喉歌奏者で、youtubeでの喉歌のチュートリアル動画で有名な方だ
https://youtube.com/channel/UC8egcBo7eZlmvZ6sJ8rUTMA

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最後に映画の感想を

パンフレットにも書かれてるが、完全な「カルト映画」笑。

キアヌリーブスがなぜこの映画に出ているか分からないw

と思ったら、今回のは第3作目で、実はアメリカではかなり人気のあるシリーズ。しかもキアヌの出世作。

待望の(約30年ぶり!!)3作目だったんですね

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なので、前2作を見てたら、また大分印象が変わりそう。

また、音楽的要素が非常に重要なので、音楽ファン、特にメタルファンは楽しめそう。
https://amzn.to/3cIZ9Ra
https://amzn.to/3pMC1Fc


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日米の喉歌の一般的な認識の違い

喉歌をやる人間として面白かったのは、喉歌の一般的な認識の、日米の違い。

喉歌というと、日本ではホーミー。しかも、伝統的なスタイルではなく、喉を締めない欧米式。

アメリカでは、この映画にあるように、throat singing、喉を使うスタイルとして、ある意味正しく認識されていること。

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広まり方による違いなんだろうな、と思う。

日本でのホーミーの始まりはテレビ?

日本では、ユーミンや坂田明さんが旅番組でモンゴルを訪れ、紹介されていたのが最初期か?
https://youtu.be/NNVrmW0VL2I

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結果的に喉を締めることよりも、高い倍音の特徴だけが広まっている。

アメリカでのキッカケは天才物理学者?

それに対して、アメリカでは、物理学者のファインマンが、その人気著作シリーズの中で、まず喉歌ではなく、ホーメイの本場トゥバ共和国を紹介して、その流れでホーメイを発見し、紹介された
https://amzn.to/3aE7iE3
(ここら辺のは推測も半分なので、詳しい人いたら教えてね)


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アメリカの盲目ブルーズシンガー・ポールペナがトゥバのコンテストで独学のホーメイを披露する、アカデミー賞にノミネートされた音楽ドキュメンタリー「チンギスブルーズ」の存在も大きいかもしれない
https://amzn.to/3jgvMqQ


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ポールのホーメイは、その大きな体を十分に響かせた低い特徴的なカルグラがメインだった
https://youtu.be/H9SgibDYYVU

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それでは最後まで読んでくださりありがとうございました。

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