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初恋のきた道

大変です…!😳
ソニーピクチャーズさんが!
あの名作『初恋のきた道』を
Youtubeで無料フル公開しています…!
目を疑った…、、いやぁ太っ腹です!
まだ観てない方は、ぜひみて。
本当に観てほしい。
私の生涯トップテンに入る名作です😆


となれば、、、
またまた私の段ボール箱、
映画パンプの蓋を開ける時がきました…🤔

映画パンフの文字が走り書き…😅
この中にある

ここからは、この映画のパンフレットをご紹介。

ああ、初恋のきた道!


監督、チャン・イーモウ
主演、チャン・ツィイー
1999年公開の中国映画。
2000年ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞

初恋のきた道

公開当時、この作品を映画館で観てから、
私は主演のチャン・ツィイーに
激しく恋をしました😆
女性から見ても、
一途にいじらしく恋する少女の姿が、
本当に美しかった。
そして、なぜか涙が出て止まらないのです。

あらすじ

中国の寂れた山村に、
町から新しく赴任してきた学校の先生。
その青年に一途に恋をした
村の少女の物語です。

先生は来てくれたけど、
まだ校舎がない。
村の男たちが集まって、
急いで校舎を建てる工事が始まり、
その先生も加わります。
工事作業中の食事は、
村の女性たちがお弁当を作って持ち寄りますが、
丸太のテーブルに置いておくだけで、
誰が作ったものを、誰が食べるのか、わかりません。
少女は、自分が作ったお弁当を、
ぜひ先生に食べてもらいたいのです。
また、少しでも先生の姿を見たい。
井戸で水汲みをする時も、
児童が帰る時に先生が引率して見送る姿も。
だだっ広い紅葉した草原の中を、
赤い襟巻きと綿入れの上着を着た
おさげ髪の少女が走ります。

恋焦がれるって、こういうことだった


先生のために、
家の質素な台所の釜戸で料理をします。
その料理の美味しそうなこと!
料理が少女のラブレターなのです。
暗い土間に光が差して、
湯気が舞い、少女の後毛が光ります。

きのこ餃子のレシピも!


誰でも一度は経験したような、
切なくて胸が痛む初めての恋を思い出すのです。

少女は学校に赤い布を織ります


パンフレットに寄せた、
映画評論家さんや、演出家の先生たち。

秋山登さん(映画評論家)
宇田川幸洋さん(映画評論家)
久世光彦さん(演出家・作家)
今野雄二さん(映画評論家)


一つの作品に、
これだけの方達の総評が載っているパンフレットというのは、
ちょっと異例と言って良いと思います。
それぞれ読んで浸って頷いて味わいたい。
そして、これらの先生方もやっぱり、
チャン・ツィイーの、少女美に圧倒されています。

おさげを結ぶ紐を黄緑に設定した人に感謝状を送りたい


それだけ、この作品における彼女の存在が、
純粋で、強く、光り輝いているのです。
心を鷲掴みにされる、という経験です😆

私はこの後、彼女の作品を次々と観て、
DVDを買い漁ることになるのだけど、
他の作品の彼女は、
またガラッと雰囲気も顔つきも変わり、
妖艶でしたたかな女性になったり、
武術に秀でた少女になったり、
もともと、舞踊をされていた方なので、
そのポージング、立ち居振る舞いが、
本当に美しいのです。

これとか!もぅ拍手!👏


パンフレットの後半には、映画のシナリオが。

物語は現在から過去を振り返る形式
現在が白黒で、過去がカラーで描かれる


見終わった後なぜか涙が止まらない、と書きましたが、
この作品は、女性だけでなく、
男性も泣くのです!
当時、この作品を私のラジオ番組で紹介した時に、
担当していたディレクターがそうでした。
放送が終わった後も、
スタジオでしばし映画談義をしました。
私はそのディレクターと話した内容を今も覚えています。


「きっと、というか確実に、
チャンイーモウ監督はこの時、
主演の彼女に強く恋していた筈だ」

ディレクター
「そんなこと、どこかに書いてあったの?」


「そうじゃないけど…、見たらわかる!」


今でも私はそう思っています😆


パンフレット紹介恒例の(?)
巻末の協賛各社を見て時代を感じてみてください😆

鹿島建設
HITACHIと東急
東急百貨店とJAS😭
Bunkamuraで観たのだったかな


映画を見終わったあなたは、
きっとまたここに戻ってくる。
そして、心ゆくまで
パンフレットを楽しんでください。

映画のパンフレットには、
作品の魅力とともに、その時代が反映されています。
そこがまた味わい深い…。



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