マインドフルネス瞑想60分イベント
こんにちは。日本声ヨガ協会代表の八田幸子です。今回の記事は7/24に表参道で開催した「ライフミッションに出逢うマインドフルネス瞑想60分」のイベントのレポートです。
今回のイベントについて
表参道の駅から歩いて5分のスタジオで開催しました。今まで見た中でもトップクラスに綺麗で心地の良い場所で、このスタジオでマインドフルネス瞑想を行うと、とても深層意識に入りやすく、心地よいマインドフルネスを行えます。
マインドフルネスを行う際には場所も重要なので、こういった心地よい場所を借りて行うことは、家で行うマインドフルネスに比べて何段階も深く自分の内面に入ることができると私は思っています。
今回のイベントのテーマは「ライフミッションに出逢う」です。参加していただいた10名の方のほとんどがマインドフルネス瞑想経験者でした。しかし、5分や10分の瞑想を実践していても、60分ものマインドフルネス瞑想を集中して行った経験はないという方が多かったようです。
マインドフルネス瞑想60分の内容
今回は60分という長尺のクラスなので主にマインドフルネス瞑想経験者向けの内容としていました。とはいえ、初心者の方もいらっしゃったので基本の姿勢や呼吸をご案内して、安定して座るためのストレッチも冒頭に一緒に行いました。
また、日本声ヨガ協会らしく前半は発声しながらの瞑想を行いました。発声を通じて「今この瞬間」への集中力を高めます。同じ言葉でも大人数で声を出すと個々の身体という楽器から奏でられる、様々な音が溶け合って共鳴していく感覚があります。これは、オンラインではなくリアルな場だからこそ感じられる醍醐味です。
(*当協会では全ての活動において宗教性を排除しています。)
その後はライフミッションワーク。ここからは八田が誘導を行い、人生の"これまで"と"これから"をつないで今現在の自分自身と統合していくワークを行いました。
まずは、過去に起きたネガティブな経験や感情が揺さぶられる経験を1つ選んで頂き、それが何故おきてしまったのかという自責他責思考ではなく、その経験は人生にとって「何のために」起きたのかという目的や意義を自分自身に尋ねてメモをとっていきます。
どんな物事にも肯定的意図や意味を見出すことができます。これはスタンフォード大学のコースで学んだことの記事にも書きましたが、ストレスは自分が大切にしているコアバリュー(核となる価値観)が脅かされるときに発動します。裏を返せば、その一見ネガティブな経験は自分が心から大切にしている価値観に気づかせてくれるサインでもあるのです。
そうして肯定的な意図を繰り返し見出した先にある高いセルフイメージの自分自身の価値観、発揮している能力、大切にしている行動、身をおいている環境や人間関係はどのようなものかを書き出して頂きました。
特に今はデジタルで情報が洪水のように溢れている中、惑わされ圧倒されやすい環境にあります。そこで自分のコアバリューやセルフイメージが無駄に揺さぶられないように、このように自分に集中して没頭できるタイミングで言語化していくことが大切です。
5分や10分の短時間のマインドフルネスでも、頭がすっきりして集中したり、リラックスできたり、充足感を得られたりと様々な効果が得られます。しかし、自分の深層意識に入り込み、無意識に大切にしているコアバリューやセルフイメージを言語化していくことができるのは、今回の60分のような長尺の瞑想と誘導でないとできません。
最後は、電気を消して横になりボディスキャンをしながら、深い意識レベルで自分の過去と未来が抱き合い溶け合うような誘導を行いました。音楽とオーガニックのアロマを用いて、五感を通じて深くご自分の内面に潜っていきます。自分の思い描く良いセルフイメージを自分自身にインプットし、人生の目的を実感して頂きました。
過去は変えられませんが未来は今の自分自身で創ることができます。ありたい自分のセルフイメージを明確にした上で人生の目的を言語化し、そのセルフイメージや人生の目的を忘れないようにすることで、自分の思い描く未来を創っていくことができます。
忙しい現代の生活では自分の人生の目標やセルフイメージを持って生きることを忘れがちですが、参加して頂いた方には、今回のような長いマインドフルネス瞑想を通して思い出して頂き、自分の人生に向き合って未来を創っていっていただければと思います。
参加していただいた方の感想
最後に
日本声ヨガ協会では今後もこういったマインドフルネス瞑想のイベントを定期的に開催していこうと思っています。5分、10分のマインドフルネス瞑想しか行ってこなかった方は是非ご参加していただけばと思います。今までとは違った自分に向き合えると思います。
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