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声優・ナレーターの勉強は、途方に暮れるところからスタート

 今回は『レッスンで教えてもらったことを身につけるには、どんな自習練習をしたらいいの?』について、書いていきます。

 お芝居を習い始めたのは高校生の頃。レッスンが終わったら先輩たちと稽古場近くのマックに行き(レッスン11時〜14時30分)21時くらいまで『先生が言ったことはこう言う意味だったのかな?』と、かなり話し合ったりしていました。

 場合によっては「よし、やってみよう」と近くの公園に移り、声を出しながら練習したり、お金に余裕があるときはカラオケボックスで台本を使いながら稽古しました。

 養成所、専門学校、事務所で色んな学び方を学びました。勉強も大切ですが、学び方を学ぶのも大事なんです。やってきて感じた『自分にあってた学び方の話』をします。

・現場でのお話編


・記事のまとめ


【教えを身に付ける方法】

 「努力・辛抱・根性」と「見ることの繰り返し」です。この二つを同時に(交互に)やっていく。それが「身に付ける方法」だと思っています。

 上手くなる方法、〇〇のやり方は巷にかなり溢れていますが、結局は自分で考えてやるしかないんです。でも、辛抱ができない人が多いので「何をやったらいいですか?」とすぐに聞いてしまう。わからないことを頭の中で抱え続ける事ができない。

 でもまずはここからで。わからない、どうしたらいいんだ?と途方に暮れることがスタートです


 現場でダメ出しされたこと、ミスしたところは家に帰って死ぬほど復習します。何度も何度もゲシュタルト崩壊が起きるまでやります。するとふと『あれ?あのときの演出は、こういう意味だったんじゃないか?』と気づくんです。

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正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。