学校を休んだ日のこと
これぐらいの暑さになってくると思い出すことがある。
私が小学3年生だったか、4年の時のことだ。
その頃、よく植物でかぶれてしまったり、蕁麻疹(じんましん)が出たりすることがよくあった。
その日の朝、起きるとお腹に赤いブツブツがあった。母に見てもらうと背中にもあった。
大変だ!となって、学校へ休む旨の連絡を入れて、急いで皮膚科に向かった。
痛くも痒くもなかったが、なにか大変なことが起きているのかもしれないと思って、私はドキドキした。
皮膚科の先生は丁寧に診てくださった。
そして、一呼吸おいて母に言った。
お母さん、これ、汗疹(あせも)ですよ!
ちーん!
あは。あは。あはははははは。母の苦笑い。
え?あー、はい。あーそうですか。汗疹ですか。てっきりなにか皮膚病か、それともなにか病気にかかったのかと・・・。あー。そうですか。汗疹ですか。あ。はい。すみません・・・。
私も母も脱力感に襲われながら帰宅した。
母は言った。
まっ、たまには学校休むのもいいよね!
扇風機の風に当たりながら、いいのかなぁ~と思う私だった。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また、次のnoteでお会いしましょう。
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