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引っ越しにまつわるあれこれ

生涯引っ越し回数20回以上の私は、この時季そわそわする。

どこぞのマンションの前にとまっている引っ越しトラックがあれば、
「はぁ~。ご苦労様。ご苦労様。今日は晴れてて良かったですね~。」とか、「今日は暑くて引っ越し業者さん大変かも。」とか、大きなお世話な感想を勝手に脳内で漏らしている。

これまでの引っ越し、いろいろあった。

■積み残し
出窓の下に設置してあったエアコンの室外機に気が付いたのは、コンテナトラックが出発した後だった。

■消えた荷物
繁忙期の引っ越しはトラックのやり繰りが大変らしい。途中で荷物を積みかえた際にプラスチックの衣装ケースが一つどこかへ行ってしまった。1か月経っても行方不明。補償をするので、中に入っていた物を申告してくださいと言われ書類に書いた。
(ウエストゴムの伸び切った)パジャマ上下×2
(いいかげん買い替えたほうがいい)枕カバー×4
(何かでもらったショッキングピンクの)腹巻(!)×1
もちろん( )内のことは書いていない。被害は少なかったものの一体どこへ行ってしまったのだろう、あのプラスチックケース。

■消えた人員
繁忙期の引っ越しはスタッフのやり繰りも大変らしい。
途中でスタッフが消えた。(減った)
次の現場に何も言わず行ってしまった。聞いてないよー。

■半狂乱になった長男
引っ越しについて何度も説明したけれども理解ができなかった3歳児。
ある日突然知らない人が家にたくさん入ってきて、自分のおもちゃを段ボールに詰めだしたから大変。「○○のおもちゃ!それ、ぼくの!」と言って泣き喚き暴れだして大変だった。次男がお腹にいたからお任せパックを頼んだために、知らない人が荷造りをするのは長男にとって残酷な光景だった。

■お任せパックの開梱は実は楽ではなかった
初めて利用したお任せパック。引っ越しには慣れていたけれども、お任せパックには慣れていなかった。
冷静に考えれば、間取りも収納スペースも違う家に引っ越すのだから開梱は自分でやったほうが楽だったのかもしれない。
指示がないと収納できない物が出てくるたびに「お客さ~ん、すみませ~ん!これはどこに入れますか~?」と声がかかり、妊婦の私は大きなお腹であっちへこっちへうろうろするのだった。その日のうちに段ボールが無くなるのは唯一良い点だったけど。

■トラックが来ない
たいてい午前便の引っ越しであれば、8時半スタートで!と言ったら8時にはトラックが来ているくらい早目に来ることが多い。
だが、トラックが来ないことがあった。たまたま自家用車で移動を予定していたからよかったものの飛行機や新幹線での移動を予定していたら、あの時の引っ越しはどうなっていただろう。ぞっとする。

■玄関から冷蔵庫が入らない
「ドアを外しても、冷蔵庫の向きを変えても、これは無理だと思います」
Oh~!No~!
1階だったので、ベランダの柵越しにお神輿のように担がれた冷蔵庫。
冷蔵庫が壊れるか、次の引っ越しの時はどうするのだろう・・・。


次の引っ越しはいつだろう・・・。


見出し画像は、うさうさん🐰宇佐兎三さんの作品をお借りしました。
ありがとうございます。

最後までお読みいただきありがとうございます。
また次のnoteでお会いしましょう。


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