プロフィール(最高音域がmid2C➡hiEになるまで)
私は歌が好きです。
しかし、この前まで歌うことに対してかなり苦手意識を持っていました。
その理由は、高音C4(mid2C)以上が出ず、原曲キーで歌える曲がほぼなかったからです。
1オクターブ下げて歌っていましたが、みんなが知っている曲の音とは全然違うので、とても悩んでいました。
そんな悩みを解決したいと思い、ボイトレを始めるのですが、
思い返してもよく続けたよなと思えるほど、自分の好きな歌を歌えるようになるまでの道のりは険しかったです。
でも、みなさんには、私のように険しい道ではなく、出来るだけ最短で辿り着いていただきたいと考えているので、今回ボイトレの技術を公開しようという考えに至りました。
以下に、私のエピソードを簡単に紹介させていただきます。
大学に入学して、人生初めてのカラオケ
大学の授業終わった後に、友達とこの後どうしようかという話になり、カラオケに行くことに。
(歌を歌うのは音楽の授業以来だなあ)
とほんわか思って、このときはのほほんとした気分でした。
そう、この時は。。。
友達の一人が、「一番に歌っていい?」と聞いてきたので、「いいよ~」と返すと、「天体観測」を入れてきました。
(良い選曲で来たな~)
と思っていると、
「午前二時、踏切に~」
と友達が歌いだした瞬間に、鳥肌が立ちました!
(え、話し声と全然違う!!)
顔は、、、だけど、声はとんでもなくイケメン!!笑
男の友達だったのですが、男の私でも好きになりそうなくらいの歌声でした。
カラオケに行ったり、ボイトレ本でひたすら練習したが・・・
この衝撃的な事件の後に、上達のためにカラオケで必死に歌を練習しました。
しかし、、、
高音が出ない!!!
どんなに頑張ってもC4(mid2C)以上出ませんでした。
ボイトレ教室(大体1回で5000円もするので)に通うほどのお金は無かったので、ボイトレ本を買って練習すれば何とかなるだろうと思いましたが、
まったく効果は出ず。。。
また、自分の練習方法が正しいのかさえ分からない状況が続き、大学生活が終わってしましました。
社会人になり、ボイトレ教室に通い始める
社会人になり、趣味に使えるお金も少しは出てきたので、ボイトレ教室に通ってみることにしました。
大手のボイトレ教室なら、何でも解決してくれると思い、ボイトレ教室①に通い始めました。
初めてのレッスンで私が歌い始めると、先生の機嫌が急激に悪くなってしまいます。
(あれ?何か変なこと言ったかな?)
と不安に思っていると、先生から一言。
「全てダメだね」
。。。
え?
思いがけない一言に、一瞬、時が止まりました。
そこから、先生の厳しい指導が始まるのですが、「鼻に響くように」「頭の上から音が出てるように」など理解できない要求を投げかけてきます。
先生の言っている意味が分からず、「頭の上から音が出るとはどういう意味でしょうか?」と聞き直しても、
「上に引っ張られるような感覚で」とさっきよりは分かりやすくなりましたが、なぜそれをすると良いのか不明な説明に唖然としてしまいます。
レッスンに行くのも段々嫌になり、半年で辞めてしまいました。
ボイトレ教室を変えたが・・・
ボイトレ教室①では先生と合わず、継続できなかったから上達できなかったんだと考えていました。
そのため、楽しく通えるボイトレ教室②に変更してみました。
先生の愛嬌は素晴らしく良く、レッスンは楽しいのですが、ここの教室もボイトレ教室①と同じで「頭に響くように音を出せば、高音を出せますよ」というような教えで、なぜそれでいいのか理解できないという状態が続きました。
分からない箇所に関しては、自分でも調べながら、ミックスボイスという魔法のような声の存在も知りましたが、どうやれば出せるかもわからなかったですね。。
1年半程度継続しましたが、音域は1音しか上がりませんでした。
この時の最高音がD4(mid2D)で、原キーで歌える曲はほぼない状態です。
ボイトレで高音が出るようになったら、最高音がE5(hiE)のALEXANDROS「ワタリドリ」とか歌ってみたいと思ってました。
しかし、1オクターブ下の音域さえも出ない状態なので、もう諦めようと思ったほどです。
できない原因をネットで探し、あることに気づく
ボイトレ教室②を辞めてもう歌は無理だと若干諦めていたのですが、
「そんなに急いでないし、すぐに出来なくてもいいや」
と開き直り、再び高音を出せるようになるための道を歩き始めました。
そもそも歌を始めたのは、『歌を人生の趣味にしたい』と考えており、時間にあまり焦っていなかったので根気よく続けられたんだと思います。
そのため、人生をかけて歌を趣味にしようというペースで、高音を出せるようになるための方法を探しまくることにしました。
すると、ボイトレは、大きく以下の2つの種類に分けれることに気づきました。
①感覚派:
「頭に響くように」、「遠くに声を飛ばすように」など、自分の動作が合っているか確認できない方法。
「~のように」など感覚的なことが多く、なぜそれをするといいのか理解できないことが多いです。
②理論派:
「喉仏が動いているかを首を触って確認する」、「鼻が震えているかどうかを鼻を触って確認する」など、自分の動作が合っていることを確認できる方法。
人体の構造から説明できるため、なぜそれをするといいうのか理解しやすいことが多いです。
気づきを活かして、これまでとは別系統のボイトレ教室へ
今までは「①感覚派」のボイトレ教室に行ってましたが、体験レッスンを有効活用し「②理論派」のボイトレ教室を見つけて通うことにしました。
最初は言っていることが難しく、勉強を要する日々が続きましたが、継続していくと今までになかった変化が出てきました。
半年を過ぎると、みるみるうちに高音が明らかに出しやすくなり1年後には1オクターブ以上音域が上がりました。
友達とカラオケに行くと、「カラオケ上手いよね!」と言われるほどになりました!
最近ではhiEの歌さえも楽に歌えるように
最近では、最高音がhiEのALEXANDROS「ワタリドリ」さえも歌える状態になり、楽しい生活を送っております。
自分の歌声をレベルアップさせるだけでなく、歌うことに対して悩みを持っている人たちにも有益な情報を提供できればいいなと思い、このNotesで情報発信することにしました。
最新の知見でこれまでの情報が覆ることなどもありますので、その際は即座に反映できるようにと思い本の出版ではなく、ネットで配信しております。
情報が常にアップデートされる近代の教科書的な位置づけにしていきたいと考えていますので、興味のある方は購読してみて下さい。